経営理念

信用金庫法第一条の『目的』

この法律は、国民大衆のために金融の円滑を図り、その貯蓄の増強に資するため、協同組織による信用金庫の制度を確立し、金融業務の公共性にかんがみ、その監督の適正を期するとともに信用の維持と預金者等の保護に資することを目的とする。

当金庫の基本的な考え方

経営理念について

”共存・共栄”

天草信用金庫は、地域の中小企業や個人のお客様のための協同組織地域金融機関です。協同組織は、『相互扶助』を基本理念としており、会員はじめお取引先並びに地域のニーズにお応えすることが社会的使命であると考えています。

経営ビジョンについて

”到達可能な長期目標”

ビジョンとは、未来像や理想像と言われるものですが、当金庫では『到達可能な長期目標である』と考えています。
当金庫の3つのビジョンは、いずれもこの地域社会が豊かになることを願っており、長期目標への到達を目指して、方針や事業計画を企画立案しています。

当金庫の3つのビジョン

《中小企業の発展》  《住民生活の向上》  
《地域社会の繁栄》

経営方針について

”4つの方針”

いつの時代でも、次の4つの方針を確実に実行し、当金庫の存在価値を高めていきたいと考えています。

  1. 健全なる経営を維持し、会員並びに預金者の保護に万全を期すると共に金融機関としての信用を昻める。
  2. 郷土の金融機関としての特性を発揮し、地域経済発展のための積極的な融資をなすと共に貯蓄の増強を図る。
  3. 創意工夫と計画性による経営の合理化と近代化を推進する。
  4. 人材を登用し職員の資質向上を図り並びに生活の安定に努める。

事業計画について

“事業計画と具体的取組み”

事業計画は、前年度の実績等を踏まえ、また、3カ年毎に策定する長期計画についても、必要に応じて見直しながら、貸出金や預金の増強・不良債権処理の促進・収益の確保・地域貢献等について、計画目標を設定し、適時適切に具体的取組策を企画立案、実行しています。そして、その目標達成に向け、実績管理及び検証を日常的に行い、追加の改善策を講じるなど、PDCAマネージメントサイクル機能発揮に努めています。
なお、当金庫は協同組織の地域金融機関であり、営利を目的としませんが、法令等遵守及び各リスク量を見極めつつ、適正収益の安定的・継続的確保は、当金庫の健全性を向上させるとともに、地域経済活性化、産業振興の支援をはじめとする地域社会への貢献、様々な奉仕、地元優先の運営強化充実に取組んでいくうえで必要なことと考えています。

当金庫のパーパスについて

当金庫におけるパーパスの制定について

当金庫は、「共存・共栄」の経営理念のもと、地域と助け合い、お互いに成長していくことを共通の理念としている協同組織の地域金融機関です。天草という限られた地域で事業活動を行っている運命共同体でこの地域がなければ天草信用金庫は存在できません。
これからも最も身近で信用・信頼される地域金融機関を目指して未来への希望と夢を描き、先人たちの知恵・技術・情熱を貴重な財産として守り育み、さらに深化・成長し、活力あふれる「日本の宝島“天草”」をデザイン(共創)してまいります。

共に描き・育み・成長し、天草信用金庫は活力あふれる共創社会を目指します。

掲載の写真は、地元高校生による「パーパス制定記念あましんフォトコンテスト」入賞作品です。

コンセプト

当地域は人口減少や少子高齢化の進行、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻等の影響により、様々な課題に直面しています。このような中、当金庫が地域社会において何のために存在し、地域の未来に向けてどのように貢献できるかなどの想いをもとに、その存在意義を見つめ直すことを目的として、新たにパーパス(存在意義)を制定しました。
今後はこのパーパスを経営理念と並ぶ最重要概念として位置付け、事業活動の基軸として活用するとともに、対外への積極的な発信に努め、このパーパスを通じて会員やお客様、地域社会との共感や信頼関係の構築・強化に繋げてまいります。