文化・教育支援

子供の詩 有本芳水賞

姫路出身の詩人・有本芳水を顕彰し、未来を担う子供たちに豊かな情操を育んでほしいとの思いを込めて創設した「子供の詩 有本芳水賞」では、毎年、播磨一円の小学校より児童の詩を募集し、優秀な作品を表彰しています。
自分で見たこと感じたことを素直な言葉で表現している子供たちの詩は、どれもキラキラと輝いています。

最優秀賞作品紹介

第35回(2024年)

集合写真
最優秀賞者

■令和6年3月9日 「第35回子供の詩 有本芳水賞」表彰式を姫路信用金庫本店にて開催しました。
 応募総数13,566点の中から37点の優秀な作品が表彰されました。

子供の詩 有本芳水賞の募集要領はこちら>

有本芳水賞・応募表(Excelダウンロード)

有本芳水賞・応募用紙1(Wordダウンロード)

有本芳水賞・応募用紙2(Wordダウンロード)

*応募用紙は、1、2のいずれかをご利用ください。
有本芳水(ありもとほうすい) 詩人

少年の夢を歌った抒情的な〈少年詩〉で圧倒的な人気を得て、『芳水詩集』は350版を重ねました。
1886年(明治19)3月3日、飾東郡飾磨津田町(現・姫路市飾磨区玉地)に生まれました。本名 歓之助。
岡山県の関西中学校在学中に詩や短歌をつくり雑誌に投稿。
早稲田大学を卒業して実業之日本社に入り、雑誌「日本少年」の編集にたずさわりました。
詩集は他に『旅人』『ふる郷』『悲しき笛』『海の国』があり、また明治大正文壇の交遊回想録『笛鳴りやまず』があります。
1976年(昭和51)1月21日に亡くなりました。89才。

「ひめしん文化会」について

姫路信用金庫創立80周年を機に発足した委員会。 女性職員を中心としたメンバーで構成されており、子供たちの笑顔を励みに「子供の詩 有本芳水賞」等の文化活動を行っています。

受賞歴は以下の通りです。

2002年「子供の詩 有本芳水賞」の活動が、社団法人 全国信用金庫協会主催の第5回信用金庫社会貢献賞で「Face to Face賞」を受賞。
2005年第1回から第15回までの作品を収めた記念詩集「小さな心を刻んで」が全国新聞社出版協議会主催の第1回ふるさと自費出版大賞で「佳作」を受賞。
2005年有本芳水賞オリジナルカレンダーが、全国信栄懇話会主催の第24回PRコンクールのカレンダーA部門で「優秀賞」を受賞。
2009年地域文化の発展と教育事業に寄与していることが評価され、「ひめしん文化会」が第31回姫路市芸術文化賞で「芸術文化年度賞(メセナ活動)」を受賞。
2020年全国信栄懇話会主催「第39回PRコンクール」のパンフレット・冊子部門で、第16回から第30回までの作品を収めた記念詩集「小さな心を刻んでⅡ」が「優秀賞」受賞。