ご挨拶

ご挨拶

 皆さまにおかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 日頃は、日生信用金庫に格別のご支援とご愛顧を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
 皆さまの一層のご理解とご信頼を頂くため、平成28年度のディスクロージャー誌「DISCLOSURE 2017」を作成いたしましたので、ご高覧頂きますようお願い申し上げます。
理事長写真

 平成28年度の我が国経済を振り返ってみますと、日銀によるマイナス金利政策導入により、個人の不動産投資は恩恵があったものの、個人消費及び民間設備投資の活発化にはつながらず、力強さを欠いた状況となっています。しかしながら、4年目となるアベノミクスの取組みの下、雇用・所得環境が改善しており、今後緩やかな回復基調が続くと思われます。世界経済は、米国では、個人消費を中心に成長が続いており、トランプ新政権による政策変更への期待からドル高が進み、株価も史上最高値を更新するなど回復基調となっております。中国では景気減速傾向が継続しており、欧州においても、英国のEU離脱をはじめとした政治への不透明感があり、景気の下押しリスクは残存しています。
 このような環境下において、当金庫は地域金融機関としての使命と責任を果たすため、全役職員が一丸となり全力を挙げて経営体質の強化と業績の伸展に努め、当期純利益は81百万円計上することができました。金融機関の健全性を示す自己資本比率は、対前期末比0.22%低下し、10.07%となりました。これもひとえに、会員及びお取引先の皆様方の温かいご支援ご協力の賜物と、深く感謝申し上げます。
 平成29年度を展望してみますと、国内経済については、日銀による金融緩和政策の継続、政府の経済対策等により、雇用・所得環境が引き続き改善し、民需を中心に緩やかに回復していくものと考えます。世界経済については、米国のトランプ政権による保護主義的な貿易姿勢や中国の景気減速懸念に加え、シリアや北朝鮮の情勢など、経済にとって大きなリスクがある点に注意が必要と考えられます。
 金融を取り巻く環境が急激に変化する中、金庫に求められる責務も大きく変わっています。役職員一人ひとりが、コンプライアンスを遵守し、目標を持って自己研鑚に努め、一丸となって地域経済発展のため邁進する所存でございます。皆様方には引き続きご支援ご鞭撻を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

平成29年7月
理事長 木下 洋司