ご挨拶

ご挨拶

 皆さまにおかれましては、益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。 日頃は、日生信用金庫に格別のご支援とご愛顧を賜りまして、厚くお礼申し上げます。
理事長写真

 平成29年度の我が国経済を振り返ってみますと、実質GDP成長率が2015年から3年連続でプラス成長となるなど、景気の持ち直しが続いています。ただ、設備投資、輸出については増加基調となっているものの、住宅投資、公共投資は減少しており、個人消費の回復テンポも鈍く、そのスピードは緩やかなものとなっています。
 世界経済は、米国では株価が史上最高値を更新するなど景気回復基調にありますが、下振れリスクとして、米国発の世界的な貿易摩擦による世界貿易を減速させるリスク、イギリスのEU離脱などによる欧米の政治的な混乱、中国の景気失速など多くのリスクが残存しています。
 このような環境下において、当金庫は地域金融機関としての使命と責任を果たすため、全役職員が一丸となり全力を挙げて経営体質の強化と業績の伸展に努め、当期純利益は1億21百万円計上することができました。金融機関の健全性を示す自己資本比率は、対前期末比0.03ポイント上昇し、10.10%となりました。これもひとえに、会員及びお取引先の皆様方の温かいご支援ご協力の賜物と、深く感謝申し上げます。
 平成30年度を展望してみますと、国内経済については、オリンピックを控えたインフラ建設など需要の盛り上がりや、首都圏での再開発増加などが景気の押し上げ要因となり、景気回復が続くものと考えます。世界経済については、景気回復の継続が期待できますが、様々なリスク要因も多く、大きく変化する可能性も考えられます。
 平成30年度は、当金庫創立70周年の節目の年となりますが、第29次中期事業経営計画の最終年度として、『常に地域と密着、地域と運命を共に』をスローガンに、地域の人々を支援し続ける金融機関となるため、課題である収益力の向上、資産の健全化に努めてまいります。  
 金融を取り巻く環境が急激に変化する中、金庫に求められる責務も大きく変わっています。役職員一人ひとりが、コンプライアンスを遵守し、目標を持って自己研鑚に努め、一丸となって地域経済発展のため邁進する所存でございます。皆様方には引き続きご支援ご鞭撻を賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

平成30年7月
理事長 木下 洋司