平成20年度 地域密着型金融の取組み状況

当金庫の基本方針である地元中心の「狭域高密度営業態勢」をさらに高度化、充実していくことにより「地域密着型金融」を推進してまいります。

「3つの0(ゼロ)の約束」を継続します。
目黒信用金庫は、お客様に「3つの0(ゼロ)の約束」を継続してまいります。
◎店舗統廃合「0」の約束
◎渉外比率(渉外人数/職員数)減「0」%の約束
◎ATM手数料「0」円の約束※
※当金庫のキャッシュカードで当金庫のATMをご利用いただく場合

地域密着型金融の具体的な取組み
T.ライフサイクルに応じた取引先企業の支援強化
狭域高密度の営業態勢という当金庫の最大の特徴を生かし、お客様へのきめ細やかな相談態勢の中から、地域における創業支援や企業再生支援グループを中心とした企業再生支援活動を行ってまいります。
平成20年度創業・新事業支援融資実績 20件 131百万円
平成19年度創業・新事業支援融資実績 12件  83百万円
U.事業価値を見極める融資手法をはじめ中小企業に適した資金供給方法の徹底
 直接お客様からのご相談でお話しをさせていただく営業店職員の目利き力を向上させるべく、平成20年度につきましては、本部審査部門の臨店指導を延べ12回行うなど人材育成機能の充実を図りました。
 中小企業の資金調達方法の多様化に向けた取組みの中で、当年度中、「動産・債権譲渡担保融資」、「財務制限条項活用融資」等の融資実績はありませんでしたが、今後も担保・保証に過度依存せず、目利き能力の向上によりお客様に適した融資態勢の整備を図ってまいります。
V.地域の情報集積を活用した持続可能な地域社会への貢献
 地域の情報や諸問題を集積し、活用することで地域経済に貢献していくことを目的として「地域活性化推進委委員会」を設置致しました。当金庫が営業する城南地区においても、再開発、道路整備、駅周辺整備事業等環境変化が著しい中で、地域の生活者、事業者を一元化して支援していく体制を整えました。
 また、地域活性化への金融サービスを拡大するとともに若年層や高齢者向けに職場体験学習、年金セミナー等金融知識の普及にも努めております。

<経営改善の取組み実績>(平成20年4月〜平成21年3月)

経営改善
支援
取組み率
α/A
ランク
アップ率
β/α
再生計画
策定率
δ/α
期初
債務者数
うち経営改善支援取組み先数
α
αのうち期末に債務者区分がランクアップした先
β
αのうち期末に債務者区分が変化しなかった先数
γ
αのうち
再生計画を策定した先数
δ
正常先 @ 2,250 0.0%
要注意先 うちその他
要注意先
A 543 18 16 18 3.3% 11.1% 100.0%
うち
要管理先
B 15 13.3% 50.0% 100.0%
破綻懸念先 C 13 7.7% 0.0% 100.0%
実質破綻先 D 19 0.0%
破綻先 E 0.0%
小計(A〜Eの計) 594 21 18 21 3.5% 14.3% 100.0%
合計 2,844 21 18 21 0.7% 14.3% 100.0%