奈良中央信用金庫について

経営目標

当金庫は、2024年度より始まる第12次3か年計画「ちゅうしんサポート力深化『未来を拓く変革への挑戦』」を策定いたしました。

コロナ禍を経て、社会における人口減少や少子高齢化のさらなる進展、デジタル化の加速等、多岐にわたる環境変化により、社会・経済の在り方が大きく変容しています。
こういった"新たな時代への転換点"に直面するなか、本計画では、以下のビジョンと基本戦略を掲げ、自己変革による変化への適応を図りつつ、カスタマーインを念頭に全役職員が真摯に職務に取り組み、地域から選ばれる信用金庫として地域内の課題解決を図ってまいります。

ちゅうしんサポート力深化
『未来を拓く変革への挑戦』

1.本計画のビジョン

①営業ビジョン
『真の顧客志向への転換で、お客様や地域に一層の貢献を果たす活動』
②組織ビジョン
『"組織""人""DX等"を重点とした自己変革と挑戦』

2.基本戦略

①事業者向け戦略
~課題解決型営業と伴走支援の発揮によるリレーション強化~
コロナ禍以降、地域の事業者のお客様は、物価高や人手不足などコロナ禍とは異なった新たな危機に直面しています。私たち金庫には、この状況変化を認識し、事業者の実情に応じて、事業者支援の力点を柔軟に変えていくことが求められてます。これらを踏まえ、事業者に対する深い関心と理解のもと経営者との対話による課題解決型営業と伴走支援の発揮によるリレーション強化に取り組んでいきます。

②個人向け戦略
~渉外力とデジタルチャネルの効果的発揮による長期継続的な顧客基盤の構築~
地域で生活する個人のお客様についても、ライフスタイルやワークスタイルは変容しています。デジタルツールやSNSにより、サービスの提供や情報の流れなども変わりつつあります。こういった背景より、個人向け戦略では、渉外力とデジタルチャネルの効果的発揮による長期継続的なお客様との関係構築を目指していきます。

③地域社会づくり戦略
~持続可能な地域社会の実現、SDGsの目標達成に向けて~
経営理念やパーパスでも目指す通り、我々金庫は地域とともに歩む存在であります。お客様との強固なリレーションを通じて、これまで培ってきた地域ネットワークや地域情報など"ちゅうしん"ならではの資産を活用し、地域にとって不可欠な存在として、地域に根差した活動を進めていきます。

3.組織変革に向けた取組み

基本戦略の実現に向かって、地域のお客様へ一層の発展的な取組みが求められます。また、同時に社会・経済の多様な変化や不確実性の高まりに対し、柔軟かつ迅速な行動が金庫には要求されています。これら課題に対し、金庫自身の変革への取組みを通じて、対応できる力を有していかなければならず、その最大の力は職員の成長であると認識しています。また、職員の成長には、活力ある組織と魅力ある職場で、職員が活躍、挑戦できる風土醸成が欠かせなく、本計画では、以下4つの組織変革に向けた取組みを進めていきます。

①組織・人財づくり
~共感、共働、共創し、果敢に挑戦できる組織、人財づくり~
②経営管理
~企画立案力と効果的な経営管理の実践による経営基盤の強化~
③DX推進・生産性向上
~デジタルベースの効率的、効果的な業務運営の構築~
④広報・ブランディング
~戦略的な広報・ブランディング態勢の構築~