理事長のご挨拶
さがみ信用金庫のホームページをご覧いただきありがとうございます。また、平素は私どもさがみ信用金庫に対して格別のお引き立てを賜り、心より厚く御礼申し上げます。
昨年を振り返りますと、新型コロナウイルス感染症の5類移行後は、北條五代祭りをはじめとする様々なイベントが本格的に再開されました。当金庫におきましても、開催を見合わせていた役職員による海岸クリーン活動や年金受給者向けの国内旅行を、4年ぶりに開催することができ、平時を取り戻す動きが見えてまいりました。
また、地域を行き交う方々に目を向けても、国内旅行者だけでなく、外国人観光客の姿を目にする機会が増えました。小田原市によりますと、2022年の入込観光客数と観光消費総額がコロナ禍前の水準を上回る過去最高値となったとされており、県西地域にとってはフォローの風が吹いてきたように感じております。
一方で、円安・原材料高の進行による不透明な状況はなお続いており、事業者の活動や市民生活に大きな影響を与えております。地域活動や経済活動がますます本格的に動き出していく時だからこそ、地域金融機関である当金庫の役割が大きいということを再度肝に銘じ、引き続き地域の皆さまの不安を解消するお手伝いをさせていただきたいと思っております。
さがみ信用金庫は1925年に関東大震災からの復興支援を目的として設立され、2025年には創立100周年を迎えます。大正、昭和、平成から令和と、支えていただいたこの地域とお客さまに「感謝」の気持ちを込め、引き続き地域金融機関として必要とされる存在であるために、役職員一人ひとりが持てる力をすべて発揮して、皆さまからの期待に応えてまいりますので、何卒、変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
さがみ信用金庫 理事長 遠藤 康弘