平素は、当金庫に対しまして格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます
平成21年春を底に景気回復局面に入り、新興国をはじめとする外需要因や経済対策の政策効果により、 22年前半まで緩やかに改善を続けました。しかしながら同年夏以降、急速な円高の進行や海外経済の減速懸念により不透明感が表面化し、エコカー減税等の政策効果の減衰などもあって景気後退感が強まり、秋から本年初頭にかけて景気は足踏み・踊場状態が続いています。
金融面においては、政府・日銀の財政・金融両面からの対応にもかかわらず、中小企業の業況・資金繰りは依然として厳しいものがあり、このため金融庁は、中小企業金融円滑化法について、本年3月末の期限を1年延長しました。協同組織金融機関である信用金庫は、「金融機関によるコンサルティング機能の発揮の促進」が一層重視されており、地域や中小企業を支え、その再生と活性化に向けて全力を挙げる必要があります。
一方、地域経済は依然として疲弊した環境が続いています。融資需要は仕事があって生まれるもの、仕事なくして融資はないと一歩踏み込んだ認識と行動が求められます。地域の「仕事づくり・仕事ふやし」に関心をもち、最も身近な存在にならなければなりません。
そうした厳しい地域経済の下、地域金融機関として、2009年度よりスタートとした長期3ヶ年計画『しんぐう信金「つなぐ力」発揮2009』 ~新たな価値の創造と地域の持続的発展をめざして~ に基づき、地域経済への貢献や金庫の業績向上に役職員が一丸となって努めた結果、預金92,939百万円、貸出金38,718百万円、当期純利益191百万円、自己資本比率22.56%、不良債権比率2.75%と健全性を維持することができました。これも偏に会員ならびにお取引先各位のご支援・ご愛顧の賜物と厚く感謝申し上げます。
迎える平成23年度は、新長期3カ年経営計画「しんぐう信金『つなぐ力』発揮2009」の最終年度となり、しんぐう信金「つなぐ力」を実践し、業務の健全性・適切性を確保するため、コンプライアンス態勢・リスク管理態勢の強化を積極的に取組むとともに中小企業金融の円滑化に努め、「身の丈に応じた経営」を役職員一同が邁進していく所存でございます。
今後ともより一層のご支援・ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
平成23年7月
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