CHILD-REARING AND EDUCATION 子育て・教育

子どもに何を習わせたい?大学までの教育費はいくらかかる?

教育費は住宅ローンとは違い、お子様のその時の年齢・状況によって、毎月かかる金額が異なります。
そして、子どもが成人するまで継続して発生するものです。
また、どのような教育を受けさせるのか?も答えがないだけに難しいところですね。

子どもの習い事・人気第1位は?

幼少期に何かを習わせたい!しかし、何を習わせればいいの?と悩まれている親御さんも多いのではないでしょうか?そこで、お子様の好き嫌いもあるでしょうが、<図表1>で人気の習い事ベスト10を確認してみましょう。
お子様に「○○を習いたい!」と言われれば、断るのは難しいかもしれません。

お金さえかければ効果が上がるものでもありませんが、
捻出方法・準備方法も考えておきましょう。

〈図表1〉 子どもの習い事人気ランキング ベスト10
第1位スイミング(37.9%)第6位体育・体操(9.2%)
第2位ピアノ(20.7%)第7位サッカー(8.1%)
第3位英語・英会話(16.7%)第8位リトミック・音楽教室(7.5%)
第4位学習塾(10.9%)第9位幼児教室(6.3%)
第5位習字(9.8%)第10位くもん・そろばん(5.8%)

ミキハウス総研「通わせてますか?習い事」
(Weekly ゴーゴーリサーチ 第720回分析結果)<2015年10月調査>
調査対象者:男の子49.3%/女の子50.7%、0歳~3歳44.3%/4歳~6歳21.4%/7歳以上34.3%。
参考データ:子どもの約2人に1人が習い事を行っている

文房具

大学までの進学費用はいくらかかるの?

大学進学率が約50%の現在では、親としては大学進学までの費用を考慮しておく必要があります。進学コースによって費用は異なりますので、<図表2>で確認してみましょう。

〈図表2〉の数値は、あくまで平均の数値です。

お子様と早い段階で進路について話し合い進学費用を明確にした上で、同時に親として進学費用を確保することも重要です。

〈図表2〉
幼稚園小学校中学校高校大学合 計
公立公立公立公立公立約760万円
公立公立公立公立私立約950万円
公立公立公立私立私立約1,130万円
公立公立私立私立私立約1,380万円
公立私立私立私立私立約2,110万円
私立私立私立私立私立約2,170万円

平成27年度学生納付金調査結果、平成26年度子供の学習費調査、私立大学等の平成26年度入学者に係る学生納付金等調査結果について(いずれも文部科学省)より試算


進学時期は待ってくれない!

教育費は、マイホームの取得と違い、時期を遅らせることができないのが特徴です。例えば、「今は貯蓄がないので、進学を1年待ってほしい」とは言えないでしょう。

事前に準備をしておくとともに、万が一、不足した場合は
教育ローンを検討することになります。

事前の準備には、定期積金を使って、毎月、コツコツと一定額を長期間にわたって積み立てましょう。万が一、不足する場合には、Web奨学カードローン「さくら」、「奨学ローン」を活用しましょう。将来、お子様に「あの時、進学していれば良かったのに・・・」と思わせないようにしたいものです。

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