昭和信用金庫について

金庫概要・経営理念

金庫概要

設立
昭和7年12月17日
本店
東京都世田谷区北沢1丁目38番14号
会員数
22,269名
出資金
12億7,474万円
預金
4,587億8,595万円
貸出金
2,121億106万円
役職員数
312名

(令和4年9月30日現在)

営業地区

東京都23区、調布市、三鷹市、狛江市、国立市、日野市、府中市、稲城市、武蔵野市、多摩市、西東京市、小金井市、国分寺市、小平市、立川市、東久留米市、および神奈川県川崎市多摩区・麻生区

経営理念

昭和信用金庫は、創業の理念である「相互扶助」「共存共栄」の精神のもと

  • 第一に お取引先のご繁栄を願い誠意を尽くします。
  • 第二に 地域社会の発展に貢献いたします。
  • 第三に 調和のある健全経営を目指します。

金庫の基本方針

国民大衆の皆さまから、常に親しまれる金融機関として、地域経済の発展に貢献することを念願として、

  • 1. お客様に親切に利益と繁栄を
  • 2. 健全かつ積極的な経営を
  • 3. 金庫に働くものに明朗な職場と安定した待遇を

モットーとして業務を推進する。

貸出運営についての考え方

「地元で集めたお金は、地元の繁栄のために」をモットーにして、地元の利益を優先させ、以下のような考え方で運営しております。

  • 地元優先
  • 中小企業・事業者および地元住民の金融機関
  • 小口多数取引の推進
  • 良質な資金の安定的な提供

社会的責任と貢献活動

「共存共栄」「相互扶助」の理念のもと地元中小企業・事業者および地元住民の専門金融機関として、地元の繁栄のために貢献しております。
さらに地域への参加行事として各営業店では、下北沢の阿波踊りをはじめお祭り、餅つき大会、盆踊り、チャリティーバザール等への参加、また交通安全運動にも協力し、地域の皆様に大変感謝され、地域と一体となった活動に積極的に貢献しております。

コンプライアンス(法令等遵守)体制について

コンプライアンスは「法令等遵守」と訳されますが、当金庫では、法令、金庫内の諸規程や要領、マニュアル等を遵守するだけではなく、社会的規範も全うすることと考えております。地域社会、地域のお客様とともに存続する信用金庫にあっては、コンプライアンスを経営の重要課題と考え、これを実践するために「コンプライアンス委員会」を設置し、「コンプライアンス規程」「コンプライアンス・マニュアル」「行動綱領」を制定、また、本部・営業店に「コンプライアンス委員」「コンプライアンス担当責任者」を任命、配置し、研修を実施することにより、全職員に意識を徹底させ、事故の未然防止を図っております。また、ただ守るだけでなく社会・経済情勢にあわせて体制の見直し等にも積極的に取り組んでおります。

リスク管理体制について

当金庫はリスク管理を事業運営の重要課題と位置づけ、経営基盤の安定と発展を目指すためにリスク管理体制の強化に積極的に取り組んでおります。

信用リスク
信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランス資産を含む)の価値が減少ないし消失して損失を被るリスクです。
当金庫では、小口多数取引を原則として貸出審査の健全性を図っており、余資運用に関しても市場や格付の動向等を注視し、損失発生の防止に取り組んでいます。
資産については、融資部資産査定課が自己査定基準に基づき定期的に客観的な立場から査定を行い、資産の健全性を精査し、適切に引当等を行っています。
市場リスク
金利リスク 資産と負債の金利または期間のミスマッチの中で金利が変動することにより、利益が低下、ないしは損失を被るリスクです。当金庫では、ALM委員会 においてリスク状況の把握を行い対策を検討しております。また、貸出金や預金の金利変動に対し、金利決定委員会を設置し管理を行っています。
価格変動リスク 有価証券等の価格の変動により、資産価値が減少するリスクです。当金庫では、投資限度額の設定のほか、継続的なモニタリングを通じて、価格 変動リスクの軽減を図っています。また、ALM委員会において貸出金や有価証券、預金の金利変動、有価証券の価格変動の状況を把握し、安定した収益を図るため運用、調達の管理を行っています。
為替リスク 為替相場の変動により、損失を被るリスクです。当金庫は、為替リスクを内包する投資については特に慎重な検討を行い、常に為替リスクヘッジの 水準を考慮して運用しています。
流動性リスク
運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金の流失等により、必要な資金確保が困難になる、または通常よりも著しく高い金利での資金調達 を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリスク)および市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされたりすることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)です。当金庫では、急な払出しに備えて適正な資金量を、資金化の容易な資産として運用し、お客さまの要望に常に対応できるようにしています。
オペレーショナル・リスク
事務リスク 役職員が正確な事務を怠る、あるいは、事故・不正等を起こすことにより、損失を被るリスクです。
当金庫の事務処理は事務取扱規程等に則って処理されています。事故防止のため、事務統括部事務管理課の事務指導により正確な事務処理に万全を期し、さらに監査部監査課が正しい処理がなされているかをチェックしています。
システムリスク コンピュータ・システムの障害や不正利用等により、損失を被るリスクです。
当金庫は一般社団法人しんきん共同センターにオンラインシステムの 運用を委託しています。また、金庫内情報ネットワークのバックアップ態勢や通信回線の確保、情報漏洩の防止のほか、災害対策についても万全を 期しており、保存されているデータ等、保有する情報資産のセキュリティーにも十分に注意を払っています。
法務リスク 法令、金庫内規程に違反または、そのおそれのある行為による信用の失墜により、損失を被るリスクです。
当金庫ではコンプライアンス態勢の整備によりこれに備えています。
人的リスク 差別行為等、人事上の問題により、損失を被るリスクです。
当金庫では就業規則や人事考課規程に基づき、公平、公正を図っています。
有形資産リスク 固定資産の老朽化や災害で有形資産が毀損することによって、損失を被るリスクです。
当金庫では、主要な有形資産に各種保険を付保して損失に備えています。
風評リスク 評判を形成する経営内容の劣化や根拠のない噂等により、お客さまからの信頼度、親密度が損なわれるリスクです。
当金庫では営業支援部が不断にモニタリングを行い、当金庫の評判に影響を及ぼすと思われる事項について、情報を収集・分析し、管理に反映しています。

昭和信用金庫について