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景況レポート

(平成30年1月〜3月期実績、平成30年4月〜6月期見通し)

1月は37年ぶりの大雪から大半の業種においては売上・利益は減少したが、食品卸業は売上・利益共堅
調である。 米中両国の保護主義や円・原材料高リスクや人手不足が顕在化し始め先行き横バイ状況である。

概況

 今期(H30年1〜3月期)の景況判断BSIを見ると、全産業では前期より「減少」超となっている。有効求人倍率は全国平均1.58倍、富山県平均は1.98倍と全業種において人手不足の状況である。
 当庫の調査においては、今期の景況感について売上は前期比「減少」幅が拡大しており、収益についても、前期比「減少」幅が拡大している。来期の売上は「減少」幅が減少し、収益も「減少」幅が減少する見通しとなっている。

 H30年1〜3月期の日経平均株価は、世界的な景気回復から1月中旬には26年ぶりとなる24千円台の高値をつけたものの、2月以降は米国利上げペース加速懸念や米国保護主義政策への警戒感、円高進行を受けて一時20千円台まで下落するなど軟調に推移し、21,454円で引けた。

日経平均株価(単位:円)

  最高 最低
1月 24,124 23,098
2月 23,486 21,154
3月 21,968 20,617

業況

 今期(1〜3月期)の全業種の業況は前年同期比で、売上額が▲4.0%、売上数量▲4.4%、収益が▲4.1%となった。前期(10〜12月期)との比較では、売上額は▲3.1ポイントの減少となり、売上数量も▲3.3ポイントの減少、収益も▲2.9ポイントの減少となった。
 前期に比べ、売上額が増加したと回答した事業所は16.7ポイント減少して18.4%、減少したと回答した事業所は20.6ポイント増加して57.2%になった。また、変らずとの回答をした事業所は2.5ポイント減少して24.4%となった。
 収益が前期に比べ、増加したと回答した事業所は、12.3ポイント減少して16.8%、減少したと回答した事業所は16.8ポイント増加して53.4%となった。また、変らずとの回答をした事業所は4.5ポイント減少して29.8%となった。

売上額DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(1〜3月期)の全業種総合の売上額DIは▲38.8となり、前期(10〜12月期)に比べ▲37.3ポイントの減少となった。
 来期(4〜6月期)についてのDIは▲3.1となり、今期に比べ35.7ポイントの改善を予想している。

収益DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(1〜3月期)の全業種総合の収益DIは▲36.6となり、前期(10〜12月期)に比べ▲29.1ポイントの減少となった。
 来期(4〜6月期)についてのDIは▲10.7となり、今期に比べ▲25.9ポイントの改善を予想している。

対前期比売上額DI H29
4月〜6月
H29
7月〜9月
H29
10月〜12月
H30.1月〜3月 H30
4月〜6月
予想
見通し 実 績
増加した 32.8 30.1 35.1 21.6 18.4 29.0
変わらず 30.7 30.9 26.9 35.1 24.4 38.9
減少した 36.5 39.0 36.6 43.3 57.2 32.1
「増加」― 「減少」 ▲3.7 ▲8.9 ▲1.5 ▲21.7 ▲38.8 ▲3.1

対前期比収益DI H29
4月〜6月
H29
7月〜9月
H29
10月〜12月
H30.1月〜3月 H30
4月〜6月
予想
見通し 実 績
増加した 23.4 21.3 29.1 17.2 16.8 24.4
変わらず 37.9 36.8 34.3 37.3 29.8 40.5
減少した 38.7 41.9 36.6 45.5 53.4 35.1
「増加」― 「減少」 ▲15.3 ▲20.6 ▲7.5 ▲28.3 ▲36.6 ▲10.7

*このレポートは高岡市内161社、射水市21社の計182社について景気の現況と 見通しについて調査を行ったものです。(回答132社、73.0%)

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