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景況レポート

(平成29年10月〜12月期実績、平成30年1月〜3月期見通し)

一部の業種では、好調な様子がみられるものの今後は横ばい状況が続くものと思考する。

概況

 財務省北陸財務局富山財務事務所が12月に発表した富山県内の法人企業景気予測調査による、今期(H29年10〜12月期)の景況判断BSIを見ると、全産業では前期より「上昇」超となっているが、来期(H30年1〜3月期)については、「下降」超の見通しとなっている。
 当庫の調査においては、今期の景況感について売上は前期比「増加」幅が拡大しており、収益についても、前期比「増加」幅が拡大している。来期の売上は「減少」幅が拡大し、収益も「減少」幅が拡大する見通しとなっている。

 29年10〜12月期の日経平均株価は、良好な世界経済や企業業績を背景に16連騰を記録し11月には25年ぶりにバブル後高値更新となる23千円付近まで上昇した後、米国税制法案の進捗を意識つつ22千円台を中心としたレンジ推移となり、22,765円で引けた。

日経平均株価(単位:円)

  最高 最低
10月 22,012 20,401
11月 22,938 22,028
12月 22,939 22,177

業況

 今期(10〜12月期)の全業種の業況は前年同期比で、売上額が▲0.9%、売上数量▲1.0%、収益が▲1.2%となった。前期(7〜9月期)との比較では、売上額は1.3ポイントの悪化となり、売上数量も1.2ポイントの改善、収益も2.7ポイントの改善となった。
 前期に比べ、売上額が増加したと回答した事業所は8.7ポイント減少して14.3%、減少したと回答した事業所は7.4ポイント減少して38.0%になった。また、変らずとの回答をした事業所は2.3ポイント増加して26.9%となった。
 収益が前期に比べ、増加したと回答した事業所は、7.8ポイント増加して29.1%、減少したと回答した事業所は2.4ポイント減少して36.6%となった。また、変らずとの回答をした事業所は2.5ポイント減少して34.3%となった。

売上額DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(10〜12月期)の全業種総合の売上額DIは▲1.5となり、前期(7〜10月期)に比べ7.4ポイントの改善となった。
 来期(1〜3月期)についてのDIは▲21.7となり、今期に比べ▲20.2ポイントの悪化を予想している。

収益DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(10〜12月期)の全業種総合の収益DIは▲7.5となり、前期(7〜9月期)に比べ13.1ポイントの改善となった。
 来期(1〜3月期)についてのDIは▲28.3となり、今期に比べ▲20.8ポイントの悪化を予想している。

対前期比売上額DI H29
1月〜3月
H29
4月〜6月
H29
7月〜9月
H29.10月〜12月 H30
1月〜3月
予想
見通し 実 績
増加した 26.4 32.8 30.1 26.4 35.1 21.6
変わらず 28.7 30.7 30.9 40.4 28.3 35.1
減少した 44.9 36.5 39.0 33.2 36.6 43.3
「増加」― 「減少」 ▲18.5 ▲3.7 ▲8.9 ▲6.8 ▲1.5 ▲21.7

対前期比収益DI H29
1月〜3月
H29
4月〜6月
H29
7月〜9月
H29.10月〜12月 H30
1月〜3月
予想
見通し 実 績
増加した 27.2 23.4 21.3 16.9 29.1 17.2
変わらず 26.5 37.9 36.8 48.5 34.3 37.3
減少した 46.3 38.7 41.9 34.6 36.6 45.5
「増加」― 「減少」 ▲19.1 ▲15.3 ▲20.6 ▲17.7 ▲7.5 ▲28.3

*このレポートは高岡市内161社、射水市21社の計182社について景気の現況と 見通しについて調査を行ったものです。(回答134社、73.6%)

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