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景況レポート

(平成29年4月〜6月期実績、平成29年7月〜9月期見通し)

一部に堅調な業種が見られるもののまだまだ、足踏み状態が続いている。

概況

 財務省北陸財務局富山財務事務所が6月に発表した富山県内の法人企業景気予測調査による、今期(29年4〜6月期)の景況判断BSIを見ると、全産業では前期に続き「下降」超となっているが、来期(29年7〜9月期)については、「上昇」超の見通しとなっている。
 当庫の調査においては、今期の景況感について売上は前期比「減少」幅が縮小しており、収益についても、前期比「減少」幅が縮小している。来期の売上は「減少」幅が拡大し、収益も「減少」幅が拡大する見通しとなっている。

 29年4〜6月期の日経平均株価は、地政学リスクの高まりやフランス大統領選挙への警戒感から4月中旬には18,000円台前半まで下落したものの、市場予想通りの選挙結果や良好な企業決算を好感して1年半ぶりに2万円台まで上昇し、20,033円で引けた。

日経平均株価(単位:円)

  最高 最低
4月 19,289 18,336
5月 19,962 19,311
6月 20,230 19,832

業況

 今期(4〜6月期)の全業種の業況は前年同期比で、売上額が▲0.5%、売上数量▲0.9%、収益が▲0.5%となった。前期(1〜3月期)との比較では、売上額は0.9ポイントの悪化となり、売上数量も0.5ポイントの悪化となったが、収益は1.1ポイント改善となった。
 前期に比べ、売上額が増加したと回答した事業所は6.4ポイント増加して32.8%、減少したと回答した事業所は8.4ポイント減少して36.5%になった。また、変らずとの回答をした事業所は2.0ポイント増加して30.7%となった。
 収益が前期に比べ、増加したと回答した事業所は、3.8ポイント減少して23.4%、減少したと回答した事業所は7.6ポイント減少して38.7%となった。また、変らずとの回答をした事業所は11.4ポイント増加して37.9%となった。

売上額DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(4〜6月期)の全業種総合の売上額DIは▲3.7となり、前期(1〜3月期)に比べ14.8ポイントの改善となった。
 来期(7〜9月期)についてのDIは▲11.0となり、今期に比べ7.3ポイントの悪化を予想している。

収益DI(「増加」−「減少」の社数構成比)

 今期(4〜6月期)の全業種総合の収益DIは▲15.3となり、前期(1〜3月期)に比べ3.8ポイントの改善となった。
 来期(7〜9月期)についてのDIは▲16.1となり、今期に比べ0.8ポイントの悪化を予想している。

対前期比売上額DI H28
7月〜9月
H28
10月〜12月
H29
1月〜3月
H29.4月〜6月 H29
7月〜9月
予想
見通し 実 績
増加した 26.3 30.0 26.4 26.9 32.8 24.8
変わらず 33.8 24.6 28.7 40.3 30.7 39.4
減少した 39.9 45.4 44.9 32.8 36.5 35.8
「増加」― 「減少」 ▲13.6 ▲15.4 ▲18.5 ▲5.9 ▲3.7 ▲11.0

対前期比収益DI H28
7月〜9月
H28
10月〜12月
H29
1月〜3月
H29.4月〜6月 H29
7月〜9月
予想
見通し 実 績
増加した 20.6 25.0 27.2 25.4 23.4 20.4
変わらず 38.9 37.5 26.5 37.3 37.9 43.1
減少した 40.5 37.5 46.3 37.3 38.7 36.5
「増加」― 「減少」 ▲19.9 ▲12.5 ▲19.1 ▲11.9 ▲15.3 ▲16.1

*このレポートは高岡市内161社、射水市21社の計182社について景気の現況と 見通しについて調査を行ったものです。(回答137社、75.3%)

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