基本方針・ごあいさつ

基本方針

  • 郷土の繁栄に奉仕し、郷土のすべての人々から“愛され親しまれる”信用金庫にする。
  • 明朗堅実な庫風をつくり、すべての従業員がその一生を賭しても悔いのない誇りうる職場とする。

ごあいさつ

徳島信用金庫 理事長 森尊昭

 平素より、徳島信用金庫に格別のご支援、ご愛顧を賜り心より感謝申し上げます。
 また、今般の新型コロナウイルス感染症により影響を受けられている皆さまに、謹んでお見舞い申し上げます。

 さて、最近の経済情勢につきまして、政府は、「景気は緩やかに回復している。先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。」とされています。
 また、徳島県内におきましても、アフターコロナへの転換に伴い経済活動が活発化するにつれて、総じて持ち直しの動きが生じており、新型コロナが五類引き下げとなった5月以降、マスク姿も少なくなり、人の流れは明らかに昨年とは違ってきたように感じられます。
 しかしながら、県内の中小企業の経営環境に目を向けますと、原油・原材料価格等の高騰の影響に、人手不足や賃上げの動きも加わり、依然として厳しい状況にあります。  
 さらに今年度はコロナ禍で導入された実質無利子・無担保融資、いわゆるゼロゼロ融資の返済が本格的に開始されることもあり、お客様へのご支援はここからが正念場であると職員には周知徹底しているところです。

 このような経済環境のなか、当金庫は中期事業計画の2年目を迎え、主要施策である「事業者への支援体制の強化」を進めるべく、事業再構築や収益力改善、外部機関と連携した販路拡大支援などのコンサルティング業務に積極的に取組んでおります。
 また、事業者の皆様へのご支援を進めるうえで、その基盤となるものは人的資本であるとの考えから、今年度の主要施策に「人的資本の充実」を掲げ、お客様のお役に立てる職員の育成にも注力しております。
 徳島信用金庫が地域の皆様にとってなくてはならない存在となるよう、これまで以上に職員の育成に力を注ぎ、組織力を向上させて参る所存でございますので、引き続き格段のご支援・ご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げます。