朝日信用金庫

そのお金を必ず
「生きた融資金」に
するために。

ことぶき支店 融資係長
尾関 学(2003年入庫)GAKU OZEKI

お金を貸さないことも、
私たちの仕事です。

私たち融資係の仕事は、お金を貸すことだけではありません。お客さまにとって、本当に「生きた融資金」になるかどうか、金融のプロとして見極めることも必要です。法人であれば、本当にその事業が伸びるか。個人であれば、本当にその方の人生が豊かになるか。ご融資をすることが、将来その方の足かせになってしまわないか。検討を重ねた上で、貸さないという判断をすることも時には重要です。正しい判断をするためには、お客さまをよく知る必要があります。

私たち融資係は、営業係が申請してきた融資案件の精査や、稟議の作成などのデスクワークがメインですが、経営者のビジョンや人柄を知るために営業係に同行し、代表者から直接お話を伺ったり、取り扱う商品を直に見せていただいたりする機会も大切にしています。

たとえ
生意気であっても、
正直であれ。

とある法人のお客さまから新規事業のご相談を受けた際、ご叱責も覚悟の上で「生意気ですが、この事業は難しいのではないでしょうか?」と私見をお伝えしたことがありました。そのお客さまは本業とまったく違う業種に挑戦しようとしていました。しかし、いち消費者の立場から見て、商品そのもののコンセプトや価格帯から、その新規事業がうまくいくとは考えにくかったのです。

結果的にお客さまはその計画を見直され、今も本業でご成功なさっています。経営者の方々の多くは、人生の大先輩で、経営のご経験も豊富です。面と向かって否定するのは、おこがましいことですが、その方の意思を尊重しながらも、金融のプロとして率直に意見できるかどうかは、お客さまの今後に関わります。お客さまと本音で会話することができて、はじめて「生きた融資金」になるのだと思っています。

目で見て、
肌で感じられる成果。

自分の仕事が地域に貢献できたという手応えを感じられる仕事がしたい。就職活動の時は、漠然とそう考えていました。グローバルに展開している企業よりも、地域に根付き、地域に愛される企業で働きたいとの思いで就職先を探し、朝日信用金庫と出会いました。入庫前に思い描いていた通り、自分の仕事の成果を目で見て、実感することができています。

私が担当しているエリアには飲食店のお客さまも多く、新しいお店がオープンするたびに、街に新たな賑わいが生まれるのを肌で感じます。ご融資先のお店には必ず食べに行くようにしているのですが、店主やスタッフが働く様子や、お店が賑わう様子を見たときの喜びはひとしおです。私たち信用金庫の融資業務は、地域経済の活性化につながっています。その使命感を胸に、地域産業や地域の企業への理解をさらに深め、融資を実行していきたいと考えています。

燃える瞬間

お客さまから「頼んだよ」と声をかけていただく瞬間にスイッチが入ります。頼りにしていただけるということは、何より嬉しいことです。目の前のお客さまが喜んでくれたかどうか、ご満足いただける支援ができたかどうか、いつも考えるようにしています。

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