
- 働く環境
- SUPPORT
誰もが働きやすく、
着実に成長していけるよう、
当金庫における様々な制度をご紹介します。
福利厚生/働き方
WELFARE

- 社会保険制度
- 雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金、厚生年金基金

- 毎週水曜日にノー残業デーを実施

- 配偶者の出産時には
「特別休暇2日間」

- 男性の育児休業取得推進
- 育児休業 取得率実績(次世代育成支援対策推進法認定基準に基づく)
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年度 取得率(%) 令和3年度実績 50.0% 令和4年度実績 36.4% 令和5年度実績 71.4%

- 時差勤務制度
- 数種類のパターンを設定し、柔軟な働き方に対応しました。

- 不妊治療に関する休職・復職制度
- 1年間を限度として、不妊治療に専念するための休職制度を設けています。

- 入園・入学祝い金制度
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職員(嘱託職員及びパート職員含む)の子が入園・入学した時に、祝い金として一律10万円支給します。子1名につき各事由1回の支給を上限とします。
1.保育園、幼稚園入園
2.小学校入学
3.中学校入学
4.高等学校(高等専門学校含む)入学
5.大学、短期大学、専門学校入学

- 奨学金返済サポート制度
- 対象者は入庫後7年間以下の職員(嘱託職員及びパート職員除く)とし、「奨学金返済補助」として年間の奨学金返済分(12万円を上限)を年一括支給します。

- 育児休業制度
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子が1歳になるまで取得可能です。
(保育所への入所が困難な場合には最長2歳に達するまで)

- 育児短時間勤務制度
- 小学校3年生までの子を育てる職員は、1日6時間勤務または2時間(30分単位)までの勤務時間短縮可能です。

- 子の看護休暇制度
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小学校3年生までの子を育てる職員は、1人につき年間5日間
(2人の場合は10日間)取得可能です。(時間単位での取得も可)

- 介護休業制度
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常時介護を必要とする状態にある家族を有する職員は、
通算93日を限度として取得可能です。

- 介護短時間勤務制度
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要介護状態にある家族を介護する職員は、
2時間を超えない範囲で30分単位で勤務時間を短縮できます。
- ジョブ・リターン制度
- 結婚、不妊治療、妊娠、出産、育児・介護等の理由で千葉信用金庫を一度退職された方々に再び活躍していただくための制度です。 ライフスタイルに合わせた柔軟な雇用形態を用意しました。経験を活かしたい方は是非お問い合わせください。(ジョブ・リターン制度の制定前に退職された方も対象となります。)
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- その他
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●制度
退職金制度、団体定期保険給付制度、職員融資制度、他
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●施設
契約保養施設、金庫所有グラウンド2ヶ所
- 次世代育成支援対策推進法に基づく
「基準適合一般事業主認定」および
「プラス認定」の取得について -
千葉信用金庫(理事長 宮澤 英男)は、令和6年6月17日(月)付、千葉労働局長より次世代育成支援対策推進法に基づく「基準適合一般事業主認定」および「プラス認定」を受け、認定マーク「くるみんプラス」を取得しましたので、お知らせ致します。
この認定は、仕事と子育てが両立できる職場環境を整備するため「行動計画」を策定・実行し、かつ同法で定められた一定基準を満たした企業に与えられるもので、今回で3度目の取得となりました。
今般認定を受けた当庫の「第6期行動計画(令和3年4月~令和6年3月)」では、「男性の育児参加への理解と育児休業を取得しやすい環境整備のためのガイドブック作成」や「不妊治療を望む職員が、治療専念のために利用することが出来る休暇制度の導入」などに取り組んで参りました。
また、令和4年より新たにスタートした制度で、仕事と不妊治療の両立に取り組み、一定基準を満たした企業に与えられる「プラス認定」も取得することが出来ました。
当庫は、これからも仕事と子育てが両立できるより良い職場環境を維持し、より高い水準の認定取得を目指して、引き続き取組みを進めてまいります。 -
認定された「第6期 千葉信用金庫 行動計画」はこちら
「第7期 千葉信用金庫 行動計画」
はこちら - 厚生労働省「両立支援のひろば(一般事業主行動計画公表サイト)」はこちら 両立支援のひろば
- 女性の活躍推進に向けた
取り組みについて -
1.女性活躍推進法に基づく行動計画
千葉信用金庫は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(以下、「女性活躍推進法」という。)に基づき、下記のとおり行動計画を策定しています。
計画の達成に向け、女性職員一人ひとりが能力を十分に発揮するとともに、男女ともいきいきと働くことができる環境作りに取り組んでいます。■計画期間
2023年(令和5年)7月1日~2026年(令和8年)3月31日■目標
①融資または営業を担当する女性職員を現在の17%から20%以上にする。
②管理職に占める女性職員の割合を現在の7%から10%以上にする。
③女性職員の育児休業取得率を現状維持(100%)するとともに、男性職員は配偶者分娩特別休暇と育児休業を合わせて7日間以上の取得率を30%以上にする。
④管理職の平均所定外労働時間を現行の月28時間から月25時間以内にする。
なお、女性の活躍・両立支援総合サイト内の「女性の活躍推進企業データベース」において、女性の活躍に関する情報および行動計画の詳しい取組内容についての公表を行っています。
「女性の活躍総合支援サイト」はこちら 女性の活躍・両立支援総合サイト
当庫は、2021年1月15日付、千葉労働局長より女性活躍推進法に基づく「えるぼし認定」を受け、認定マーク「えるぼし」を取得しました。 -
2.「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」の「行動宣言」に賛同
千葉信用金庫 理事長 宮澤英男は、内閣府男女共同参画局が支援する「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同しました。
■「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言について
2014年3月に首相官邸で開催された「輝く女性応援会議」を契機に、同年6月、女性の活躍推進に積極的に取り組んでいる企業のリーダーにより「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」の行動宣言が策定されました。
同行動宣言は、組織のトップを務める男性リーダーが、様々な女性の意欲を高め、その持てる能力を最大限発揮できるよう、「自ら行動し、発信する」「現状を打破する」「ネットワーキングを進める」ことを宣言するものです。行動宣言に賛同する男性リーダーが、宣言に沿って具体的な取組を進め、取組の輪を社会的に影響力のある男性リーダーに広げていくことを目指しています。
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言ホームページはこちら 「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」 | 内閣府男女共同参画局 -
3.「輝く女性の活躍を加速するちばのリーダーの会」の「行動宣言」に賛同
2017年6月に、千葉県の産・官・学のリーダー参加のもと、「輝く女性の活躍を加速するちばのリーダーの会」が発足し、あわせて「行動宣言」が策定・公表されました。
千葉信用金庫 理事長 宮澤英男は、女性活躍推進の裾野を広げ、意欲・能力のある様々な女性を積極的に応援し、持てる能力を最大限発揮できるよう、2019年11月「行動宣言」に賛同致しました。
「行動宣言」は「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」と同様の3つの柱を軸としており、千葉県全体の女性活躍推進に対する取組のレベルアップのため、所属企業・団体の取組を積極的に配信し、PRすることで賛同者の輪を広げています。
当金庫においても、本会交流会へ積極的に参加し、各種研修などにより女性活躍を一層推進して参ります。
※千葉県のHPにて、各団体の取組紹介をしています。 取組紹介はこちら
ライフステージ例
とある職員のライフステージ
事例をご紹介します。

- M.Y
- 長浦支店 融資係 次長 2007年入庫
これまでに5つの支店を経験し、経営職へのキャリアステップを着実に歩んできました。窓口業務にはじまり、当時はまだ少なかった女性の融資業務、そして営業職への転換など、移り変わる職務にも臨機応変に対応し、知識と経験を増やしてこられたのではないかと自負しています。長浦支店の次長となった現在では、自らの産休・育休の経験をもとに、仕事と育児の両立がしやすい職場環境づくりにも取り組んでいます。
- 新入職員(入庫1年目)
- 新入職員として入庫。牛久支店にて預金業務にあたり、テラーや出納業務を経験しました。特に定期預金や個人年金、投資信託等の金融商品のセールスに力を入れ、明るい対応と迅速で正確な事務処理を常に心がけました。
- 初級職員(入庫4~6年目)
- 長浦支店へ異動。ジョブローテーションにより、預金係から融資係担当となり、消費者ローンや住宅ローンなどの個人向け融資の相談・受付や融資事務を行いました。当時、融資業務の経験がある女性は少なかったため、自分に務まるだろうかという不安もありましたが、上司や先輩方にサポートしていただき、個人融資部門で入賞するほどの業績を残すことができました。
- 監督職(入庫7~10年目)
- 君津支店へ異動。10年目からは係長に昇進し、個人向け融資に加えて、事業性融資も担当しました。金庫内外の財務研修や事業性融資の研修にも参加し、そこで得られた知識を活かして、推進リストの作成や勧誘活動に活かしました。
- 監督職(入庫12~15年目)
- 五井支店へ異動。融資係から営業係担当へ転換。法人渉外として、既存取引先の管理と新規先開拓を担当しました。具体的には、50先~60先の中小企業や個人事業主のお客様の資金調達、創業支援、経営の課題解決に向けたサポートを行いました。さらには、支店長代理へ昇進し、五井支店営業チーフを経験させてもらいました。
- 経営職(入庫16年目)
- 津田沼支店へ異動し、次長へ昇進。融資チーフとして、融資案件の精査や稟議書の検証などを行いました。また、経営職層としても、部下職員が働きやすく、相談しやすい店舗づくりを心がけました。
- 経営職(入庫17年目)
- 産休育休を1年2ヶ月取得した後、長浦支店の融資チーフとして復帰。現在は、仕事と育児の両立、そして性別を意識することなく女性も活躍できる職場環境づくりに邁進しています。
- まとめ
- 17年という長い期間のなかで、5つの支店と、預金・融資・営業という3つの係を経験してきました。以前は女性の関わりが少なかった業務もありましたが、2021年には、女性の活躍を推進している企業に与えられる「えるぼし認定」を受けるなど、性別を問わずステップアップしていける環境が整ってきています。私自身も、女性として、そして産休育休の取得経験者として、みんなが働きやすい職場環境づくりに、これからも努めていくつもりです。
研修制度/キャリアステップ
当金庫では、計画的にジョブローテーションを実施し、幅広く業務を経験することで
職員一人ひとりが着実にスキルアップしていけるような環境を整えています。
また、現場教育(OJT)、各階層・職務別の充実した研修制度により成長を支援しています。
TRAINING SYSTEM

- 入庫前研修
- 入庫前の3月に約1週間程度に亘り、社会人としての自覚と仕事に対する心構え、電話応対等のビジネスマナーを学びます。

- 新入職員スタートアップ研修
- 入庫式を迎えると同時に新入職員研修がはじまります。この研修で、専門用語などの学習、配属後取り扱う各機械の操作方法など、信用金庫の業務(預金・融資・為替)について基本的な知識を学びます。

- 新入職員フォローアップ研修
- 年間を通じて、預金、融資、為替の基本実務や営業店事務を学ぶとともに、信用金庫職員として求められる基礎知識(金融商品、生命保険、損害保険、投資信託等)を学びます。

- 営業基礎研修/テラー基礎研修
- 入庫2年目以降、お客様の様々な課題に本質的に応えるために、金融商品のアドバイスに必要な知識を総合職・一般職ごとに学びます。

- 預金、融資、営業担当者研修
- 各係(預金係、融資係、営業係)ごとに規程や細則に基づいた業務知識を学び、実践できる力を養います。

- 新任チーフ研修
- 各チーフ(預金係、融資係、営業係)ごとに規程や細則に基づいた業務知識とチームマネジメント等を学び、実践できる力を養います。

- 各階層別研修
- それぞれの役割に求められる心構えやスキルを身に付け、実践できる力を養います。
その他
- 資格等級制度(飛び級あり)

- 職員の就労意識・ライフスタイルなどの価値観の多様化に対応し、職員一人ひとりが働きがいを持ち、能力や適性を最大限発揮し、安心して働き続けやすい職場環境を整備するための制度です。また、上位等級の職務遂行能力と単位習得要件等を満たしていれば、滞留年数を1年短縮して昇格選考試験を受けることができます。

- 役席者立候補制度
- 役席への昇進・昇格にチャレンジする制度です。優れた能力、手腕を持った優秀な人材が埋もれることなく、その能力を最大限に発揮できるようにすることが目的です。性別や年功序列、職能資格にとらわれ人事ローテーションが硬直化することがないよう、中間層、若年層の活躍および女性の活躍推進、職域拡大により、金庫全体の士気の高揚を図っています。

- 公的資格等取得奨励制度
- 多様化する金庫業務に対応するとともに日常業務における顧客サービス活動に反映させるため、公的資格などの取得を奨励・援助しています。あわせて職員の資質および自己啓発意欲の向上を図ることも目的としています。

- 単位習得制度
- 各資格等級に必要とする知識および職務遂行能力習得のため、自己啓発目標を明確に明示し、業務知識・処理能力の向上を図るための制度です。
ライフステージ例
とある職員のライフステージ事例をご紹介します。

- S.H
- 企業サポート部 副調査役 2016年入庫
入庫から8年、預金・融資・営業と幅広く業務を経験しながら、資格の取得にも積極的に取り組んできました。そのなかで、千葉信用金庫の公的資格支援制度も活用し、仕事と並行して「中小企業診断士」の取得も果たすことができました。そして、入庫5年目から本店への異動となり、現在は本部の企業サポート部に所属しています。
- 新入職員(入庫1年目~入庫4年目)
- 新入職員として入庫し、津田沼支店に配属。預金係・融資係・営業係をジョブローテンションで経験しました。主に融資窓口を担当し、融資相談・申込で来店されたお客様の対応や融資事務を行いました。
- 初級職員(入庫4年目~入庫5年目)
- 寒川支店へ異動し、営業係で主に個人渉外を担当。預金や預かり資産、消費者ローンの推進を行いました。お客様へ訪問した際は、一方的に商品提案を行うのではなく、潜在ニーズの掘り起こしのために、お客様の声をよく聞くように心がけました。
- 5年目のタイミングで、支店長からも背中を押していただき、「公的資格取得制度」を活用しての「中小企業診断士」の資格勉強を開始しました。勉強時間の捻出には苦労しましたが、朝早く起きてまとまった時間を確保するとともに、隙間時間を有効活用して、平日でも3~6時間は勉強できるように調整しました。
- また、寒川支店と本店がサテライト化されたことにあわせて、寒川支店から本店へと異動。この頃には、個人渉外に加えて法人渉外も担当するようになり、法人融資やお客様の本業支援など、幅広い業務を担当するように。業務の幅が拡がったことで業務量も増えたため、しっかりとタイムスケジュールを管理するように意識をしていました。
- 初級職員(入庫6年目~入庫7年目)
- 本店の企業サポート部へと異動。他の信用金庫や市町村との連携強化を図り、地域創生・活性化に向けた業務を担当しました。また、お客様の本業支援を担当している中小企業診断士の上司に同行しながら、勉強に励むことで、無事に中小企業診断士の一次試験に合格しました。
- 監督職(入庫8年目~)
- 副調査役へ昇進。そして、中小企業診断士養成課程を受講するために、中小企業大学校へ出向しました。もともとは物事を感覚的に考える思考が強かったのですが、大学校で学ぶことで論理的思考力が身に付きました。また、全国各地から集まった同期とともに学んで、幅広い知見を得たとともに、全国規模のネットワークを構築することもできました。
- そして、無事に養成課程を卒業し、診断士の資格を取得。現在は、企業サポート部に戻り、中小企業診断士の資格を活かして、お客様の本業支援はもちろん、金庫の新たな取り組みを実現するために日々研鑽しています。
- まとめ
- 千葉信用金庫では、「新入職員スタートアップ/フォローアップ研修」「若手職員研修」といった、金融業界に飛び込んだばかりの職員に対する研修だけでなく、「預金、融資、営業担当者研修」「財務分析力アップ研修」など、中堅社員への研修制度も充実しています。特に私の場合、「公的資格取得等奨励制度」を活用しての、中小企業診断士の資格取得が、大きな財産になったと思います。そして取得までの道のりには、制度によるフォローアップだけでなく、後押ししてくれた上司の存在も、とても大きなものでした。