振込め詐欺等金融犯罪にご注意下さい

キャッシュカードを狙う詐欺

警察官や銀行協会、金融機関の職員を装ってキャッシュカードをだまし取る手口です。

警察官や銀行協会、金融機関等の職員を装って電話をかけ、「キャッシュカード(預金口座)が不正に利用されている」などとして、嘘の手続きを説明します。

電話での説明後に「キャッシュカードの確認をしに行く」「キャッシュカードを交換する」などの名目で私服警察官や銀行協会、金融機関等の職員になりすました犯人が自宅を訪れ、被害者が目を離している隙に、偽のカードと本物のカードをすり替えるなどしてだまし取り、被害者が気づかない内に口座から現金を引き出してしまいます。

被害を防止するために…

警察官や銀行協会、金融機関等の職員が暗証番号を聞いたり、キャッシュカードを預かりに来ることは絶対にありません。

  • ✓暗証番号を教えたり、メモしたりして犯人に伝えない
  • ✓キャッシュカードを渡したり、封筒に入れない

還付金詐欺

税金還付等に必要な手続きを装って被害者にATMを操作させ、実際には犯人側の口座に振込ませる手口です。

自治体、税務署、年金事務所の職員を装って、医療費・保険料の過払い金や一部未払いの年金があるなど、お金を受け取れるという内容の電話をかけてきます。
電話では、「受取りには期限がある」と焦らせ、「今すぐに携帯電話を持って近くのATMに向かうよう」にと指示をしてきます。
被害者が犯人の指示通りにATMを操作すると、実際には犯人側の口座にお金が振り込まれてしまいます。

被害を防止するために…
ATMでお金が返ってくることは、絶対にありません。
 ✓電話でお金の話が出たら、家族に相談する
 ✓常に留守番電話機能を設定しておく
 ✓公的機関の名を出されても信用しない

オレオレ詐欺

息子や孫を装って、被害者に現金を用意させ、現金をだまし取る手口です。

電話では「風邪をひいて、喉の調子が悪い」などと言って、声が違うことを不自然に思われないようにし、さらに、「携帯電話をなくした(壊れた)」と言って、携帯電話番号が変わったと思い込ませます。
そこで「事業に失敗した」「会社のお金が入ったカバンを落としてしまった」などと話し、お金が至急必要であることを持ちかけてきます。
また、犯人側は金融機関の窓口で詐欺被害防止のために引出理由を確認することを知っているため、金融機関での振る舞いについても指示をしてくることがあります。

被害を防止するために…
電話でお金の話が出たら、一旦電話を切り、すぐに家族などに相談しましょう。
 ✓常に留守番電話機能を設定しておく
 ✓個人情報や暗証番号を教えない
 ✓電話をかけてきた家族に自分から電話をして確認する

その他の手口

架空請求詐欺

インターネット事業者などを名乗る犯人から、未納料金が発生しているなどの名目で、携帯電話にショートメッセージ(SMS)が送られてきたり、法務省や裁判所などの名称で自宅にはがきが送付されることにより、実際には使用していない料金を支払わせようとする詐欺です。
SMSやはがきを受け取った被害者が本文に記載された電話番号に連絡すると、「払わなければ裁判になる」など言われ、払った方が良いと思い込まされてしまいます。

被害を防止するために…
✓SMSやハガキに記載された電話番号には連絡しない
✓「現金を送れ」「コンビニで電子マネーを買って」という案内は相手にしない
✓個人情報や暗証番号を教えない

サポート詐欺

インターネット閲覧中に、突然、ウイルス感染したかのような偽のセキュリティ警告画面を表示するなどして、ユーザーの不安を煽り、画面に記載されたサポート窓口に電話をかけさせ、ウイルス除去費用やシステム対応費用などが必要であると言って、クレジットカード決済やコンビニで電子マネーを購入させるなどして、金銭をだまし取る詐欺です。
遠隔操作ソフトをダウンロード・インストールさせて、ID、パスワードを盗み取り、インターネットバンキングで不正送金する被害も発生しています。

被害を防止するために…
✓偽のセキュリティ警告画面に表示された電話番号には連絡しない
✓ID、パスワード等の情報を教えない
✓指示されるアプリやソフトウェア等をダウンロード・インストールしない

融資保証金詐欺

金融機関を装い、「無利子・無担保、保証人不要」などと有利な条件の融資内容が書かれた、はがきやSMS等を送り、記載された電話番号に連絡すると「返済の信用実績を作るために、先にお金を振り込んでください」などと言って、お金をだまし取る詐欺です。
なかには、地震や災害などの影響で経営に支障をきたしている会社を救済するように装って、融資を持ちかけてくるものもあります。
信憑性を持たせるためハガキやSMS等には「悪質な業者にご注意ください」の記載や、実在する金融機関名やロゴマークが使われることもあります。

被害を防止するために…
✓取引関係のないところから突然送られてくるハガキやSMSにある電話番号には連絡しない
✓融資のために「保証金が必要」は詐欺(融資を前提に現金の振込みを要求することはありません)

「貸します詐欺」かもしれないと感じたら、すぐに警察、「貸します詐欺被害ホットライン」または「国民生活センターへ」相談しましょう。

【貸します詐欺被害ホットライン】
03-5320-4775

(東京都貸金業対策課)

【国民生活センター】
03-3446-0999

(相談専用番号)

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