SDGs促進にも貢献し
笑顔を見られる喜び


2009年入庫/田辺支店

営業店

森下 良太

Ryota Morishita

入庫を決めた理由

入庫を決めた理由

就職活動時に軸としていたのは「人の喜ぶ顔を見られる仕事がしたい」という思いです。そこで自分が好きだったお菓子のメーカーか、地域経済をサポートできる金融機関への就職を希望。その中でも面接していただいた役職員の雰囲気が温かく、人を大切にする印象を持った当庫に入庫を決めました。

実際、営業をしているとお客さまから「設備投資を手助けしてもらえたおかげでうまくいったよ」、「融資のおかげで売上が上がって助かったよ」と喜んでいただける機会があり、この笑顔を見る度に入庫を決めて良かったと思います。

現在の仕事内容

現在の仕事内容

現在は田辺支店の営業係に所属し、法人や個人事業主のお客さまをメインに営業活動をしています。主な仕事は融資案件の獲得、本業支援の提案、課題解決のための相談など。田辺市を中心に約90件の担当先を持っているため、日々既存のお客さまのもとを訪問して何かお困りごとがないかをヒアリングするとともに、新規のお客さまのところへも顔を出しています。

こうした営業活動のなかで大切なのは、当庫にしかできない提案をすること。融資はもちろん、販路拡大のために展示会を紹介したり、他府県の企業や金融機関を引き合わせたり、付加価値としての“情報”も提供するよう心がけています。

仕事で印象に残っているエピソード

仕事で印象に残っているエピソード

入庫11年目の頃、あるお客さまより「下水処理場から出る汚泥を堆肥化させ、肥料をつくる施設を新設したいので融資してもらえないか」というご相談を受けました。当初はこのビジネスモデルの全貌がよくわからず、本当に融資していいのかどうかの判断に迷うことも。しかしお話をよく聞くうち、汚泥を肥料として再生利用し梅農家さんへ販売するビジネスモデルで、近隣市町村と連携して廃棄物を収集することで運搬コストも安くなることがヒアリングを通じてわかったのです。結果的に地域の循環型社会やSDGs促進にも貢献することができ、信用金庫として非常に意義のある融資案件になりました。

学生へのメッセージ

就職活動は、社会にどんな企業があるかを知る絶好の機会です。和歌山県には想像を超えるような業績を挙げている優良企業が実はたくさん存在しています。そのような企業の経営者から個人事業主まで幅広く、お金の面だけでなく人生に寄り添って相談にのっていけるのが当庫の強み。「地域貢献に関わりたい」「人の役に立つ仕事がしたい」と思っている学生さんには大きなやりがいを感じられる仕事だと思います。