お金という経済の潤滑油から
地域の発展に貢献したい


2000年入庫/紀三井寺支店 支店長

営業店

法岡 直樹

Naoki Norioka

入庫から現在までのキャリア

入庫から現在までのキャリア

大学で県外に出たことで和歌山の魅力に改めて気づき、Uターン就職することにしました。特に“経済の潤滑油”といわれるお金を扱う金融業界に興味を持ち、そのなかでも当庫は地域密着型だったのが入庫の決め手です。

入庫後はお客さまサービス係で預金の基礎業務を学び、2年目に融資を担当。3年目から10年間営業を経験した後は、融資係、営業推進部(現・営業統括部)、企画課、営業店支援課を経て、現在は紀三井寺支店の支店長を務めています。このキャリアのなかで良かったのは、若いうちに預金・融資・営業の3大業務を学べたこと。早くに金融の幅広い知識を得たことが、その後のキャリアにも大きく役立っていると思います。

現在の仕事内容とやりがい

現在の仕事内容とやりがい

現在は支店の経営者として、業務推進、取引先の支援、人財育成、労務管理など支店運営全般に携わっています。目指す姿は、地域のお客さまが「何かあったらきのくにに相談しよう」と思ってくださり、その思いに120%応えられる信用金庫です。実現するためには人財育成や職員が安心して働ける環境づくりが大切だと考え、結果だけでなく過程も含めて成功体験が積めるようフォローしています。支店の職員が目標に向かって前向きに取り組み、成長を感じられた時は非常にやりがいを感じますね。

地域への貢献を感じたエピソード

地域への貢献を感じたエピソード

本部に在籍していた頃、コロナ禍によって多くの事業者さまが影響を受けていました。県外との交流も制限され、町全体がどんよりと沈んだ空気のなか、「どうにか和歌山を元気にしたい!」と県内旅行限定の旅行券や地域産品を活用した各種キャンペーンのアイデアを企画。その後、各地で旅行エリアを限定したキャンペーンが打ち出されましたが、実はこれが全国初の試みだったのではないかと思います。事業者さまには「地域の隠れた産品を知ってもらえる機会になった」、「販売にもつながって良かった」と大変喜んでいただくことができました。コロナ禍をきっかけに信用金庫の意義に改めて向き合えた出来事だったと思っています。

学生へのメッセージ

信用金庫の仕事はモノを売るのではなく、自分自身の信頼という目に見えないものを売る仕事です。だからこそ難しいことも面白いこともたくさんあります。和歌山が好きな方、和歌山の発展に貢献したい方は、ぜひ一緒に地域のお客さまの夢を実現していきましょう。自分を信じて、就職活動を頑張ってください。