理事長あいさつ

皆様には益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は当金庫に格別のお引き立てを賜り、厚くお礼申し上げます。

ここに、第78期(2025年度)の業績推移や1年間の活動状況をとりまとめましたディスクロージャー誌「REPORT 2026」を作成いたしましたので、ご高覧いただき、当金庫へのご理解をより一層深めていただければ幸いに存じます。

2025年度の我が国経済は、インバウンド需要などに支えられ、穏やかな回復基調が続いているものの、円安の進行や海外経済の動向、地政学的リスクの高まりなどが物価や企業活動に影響を及ぼしており、先行きは依然として不透明な状況にあります。また、地域経済を支える中小・零細企業においては、人手不足の深刻化に加え、原材料費や労務費の上昇分を価格へ転嫁することが難しいなど、収益環境は厳しさを増しております。

このような環境のもと、当金庫は、円滑な資金供給に努めるとともに、経営改善、事業承継、創業支援、販路拡大、さらにはデジタル化への対応など、お取引先が直面する様々な課題の解決に対し、従来以上に対話を重視した伴走型支援に取り組んでまいりました。

また、経営面におきましては、経営管理態勢の強化や法令等遵守(マネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策を含む)の徹底やサイバーセキュリティ対策をはじめとする各種リスク管理の高度化に取り組むとともに、急速に進展するデジタル化社会に順応すべく、より利便性の高いサービスの提供に努めてまいりました。

その結果、預金の期末残高は前期より2億34百万円0.24%減少し947億53百万円に、貸出金は3億34百万円0.84%減少し391億41百万円となりました。

損益状況につきましては、コア業務純益3億46百万円(対前年度比40百万円増)、経常利益2億17百万円(対前年度比18百万円増)、当期純利益1億54百万円(対前年度比3百万円減)と増収減益となりました。金融機関の健全性、安全性を示す自己資本比率は16.98%となり国内基準で求められる4%を大きく上回り十分な水準を維持しております。

なお、普通出資金配当率は4%とさせていただきました。

さて、2026年度におきましても、新中期経営計画「支援力の強化と変革への挑戦~課題解決による地域経済の力強い回復を目指して~」のもと、役職員一丸となって地域やお客様の課題解決に取り組み、地域経済の持続的な発展に貢献してまいる所存でございます。

今後とも、なお一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

2026年7月
理事長 小林 明宗