カレンダーアワード2024結果発表

SDGsをコンセプトに催した「カレンダーアワード2024」。『My SDGs』をテーマに、個性あふれる133作品のご応募をいただきました。チャレンジいただいた皆さま、ありがとうございました!
有識者選考会を経て、下記のとおり12作品が入賞したことをご報告いたします。
なお、入賞作品が描かれましたエコ仕様のポスターカレンダー(B2サイズ)は、12月より当金庫全店舗(インターネット支店を除きます)店頭にご用意いたします。ぜひご活用いただければ幸いです。

  • カレンダーはご用意しております数に限りがございます。あらかじめご了承ください

優秀賞(4作品・カレンダー挿絵採用・賞金15万円)




  1. 「大地の恵み」
    秦道夫さん

    【植田先生作品コメント】
    被写体である棚田は「陸の豊かさを守ること」や「気候変動に具体的な対策を」等、数多くのSDGsの17の目標を推進する活動につながるのだと、改めて考えるきっかけとなりました。
    棚田と山、空がリズムよく配置され、鮮やかな緑と水の張った棚田に写り込んだ空の淡いブルーも風情があります。
    この風景と恵みを未来へつないでいかなければならないと感じさせてくれる作品です。



  2. 「緑を運ぶ」
    KINさん

    【上原先生作品コメント】
    工場が立ち並ぶ大気汚染が深刻な街と、自然エネルギーを生かした緑豊かな街。
    配色による視覚効果と緻密で表情豊かな街並みの描写等、対象的な環境の描き分けが魅力的で、思わず引き込まれる作品です。
    この緑豊かな世界のために私たちは何をすればいいか、気づいた一人ひとりがみんなで力を合わせることで、希望ある未来はきっと取り戻せるはず。そんな想いが伝わってきます。



  3. 「緑のハーモニー」
    小林理恵さん

    【上原先生作品コメント】
    画面いっぱいに果てしなく広がる空、しっとりとした空気感を醸し出す雲。
    広々とした大地は麦畑でしょうか。この世界で守りたい貴重な自然と様々な生きものの共存等、中央に大きく配置した四つ葉のクローバーによって、調和の大切さを感じさせてくれています。



  4. 「TURN OFF THE LIGHT!!」
    富岡仁都さん

    【上原先生作品コメント】
    私たちの暮らしになくてはならない電気。あることが当たり前の存在になっている今、限りある資源から生み出され日々支えられていることを、災害が起こる度に想起させてくれます。
    躍動感あるグラフィックによって、暮らしを守り保全していく意識につながることに期待します。
  5. 入賞(8作品・賞金5万円)




  6. 「守りたい美しい自然、豊かな水」
    ELEMENTI ARTさん

    【上原先生作品コメント】
    豊富な水を蓄えた大地は、多くの命を支える源ですが、日本が世界に誇れる大切な水資源も、アスファルトに囲まれた都会の暮らしでは見えにくくなっています。
    改めてこの恩恵に想いを馳せ、守るべき緑の大地の美しさを象徴として描いていることが感じられました。



  7. 「ハッピー レインボー パラダイス」
    山口瑠菜さん

    【上原先生作品コメント】
    様々な動物、魚、植物、そして架空の生きものも、仲良く楽しく暮らせる世界でありたいと、平和の大切さを改めて感じさせてくれます。
    誰もが幸せに暮らせることを願い、私たち人間が世界の様々な場所に虹をかけていけるよう、子どもたちに伝えていきたいと思います。



  8. 「Love the earth」
    サイトウナオキさん

    【上原先生作品コメント】
    私たちの大切な地球が泣いている。そしてやさしく手を差し伸べているのは植物。
    地球環境に負荷をかけ続けてきた私たちに、今できることとは何なのだろうか。自然の力を借りながら愛する地球を守っていく取組みについて、想いを馳せていきたい作品です。



  9. 「世界には逞しく生き抜く“顔”がある」
    佐藤克實さん

    【植田先生作品コメント】
    色とりどりの重なり合った葉っぱたちが表情豊かに描かれており、平等を願う作者の思いを真っ直ぐに感じられる作品となっています。
    葉にハイライトが入ることで生き生きとした表現へとつながり、メッセージ性をより高めているように感じました。



  10. 「世代を超えて」
    加藤縁さん

    【植田先生作品コメント】
    大樹のうねる根と輝くような苔の迫力は存在感があり圧倒されます。
    立体感が出る影の落ち方もいいアクセントになっています。
    一枚の写真の中に収められた数百年という遥かな時を生きた大樹に、自然と共に生きることへの思いを馳せることができます。



  11. 「豊かな人生を」
    本多希さん

    【植田先生作品コメント】
    夕暮れ時の水辺に躍動感あふれる人々の影がとても印象に残る作品です。
    絶好のタイミングと影のポジションもよいです。
    自然の美しさを享受するポジティブさがポージングに溢れ、のびやかさのある写真となり伝わってきます。



  12. 「地球」
    寺西美貴さん

    【上原先生作品コメント】
    平和な世界を築いていくことを願い、平和を象徴するシンボルである鳩によって、世界中に平和の芽が運ばれていく。
    そしてゆるやかに多様性が認め合える未来に願いを込め、カラフルで美しい地球を描ける日がくることを心から願っています。



  13. 「きれいにするって楽しいね」
    ゆじゃりさん

    【上原先生作品コメント】
    南極に棲む生きものたちをイメージし、今の自分に何ができるか、豊かな発想で想いを巡らせたアイディアが光ります。
    子どもたちが楽しく学べる物語として、絵本に発展することができたら魅力的な作品になるのではないかと感じました。

選考に協力いただいた有識者のご紹介

上原幸子さま 
武蔵野美術大学 通信教育課程教授 /
NPO法人砧・多摩川あそび村 理事長

グラフィックデザインやCI、キャラクターデザイン、冊子から動画づくり等、様々なメディア制作に携る。警視庁マスコットキャラクター「ピーポくん」の作者。
学生時代に自治体のまちづくり活動に関わったことをきっかけに、子どもの居場所づくりなど住民参加によるコミュニティデザインを実践。大学では社会連携等、学生と社会をつなげる取組みに従事している。

植田真紗美さま 
フォトグラファー

新聞系出版社写真部,東京都広報写真を経て独立。日本写真芸術専門学校講師を務める。
2013年から写真作品の発表場として写真誌『WOMB』を制作・発行。
2021年東京恵比寿にKomagalleryを写真家9名と共同設立するなど活躍中。

ご相談・お問い合わせ

西武信用金庫「カレンダー公募」担当

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