益損却却却売売償金庫の財産の状況に関する事項(注) 1.貸借対照表計上額は期末日における市場価格等に基づいております。 2.上場株式等には投資信託を含めて計上しております。(注)損益計算書における損益の額を記載しております。 出資等エクスポージャーにあたるものは、上場株式、非上場株式、株式関連投資信託、その他信金中央金庫等への出資金が該当します。そのうち、上場株式、株式関連投資信託に係るリスクの認識につきましては、時価評価及び最大予想損失額 VaR(バリュー・アット・リスク、40ページで開示)によるリスク計測によって把握するとともに、当金庫の抱える市場リスクの状況や、設定されたリスク限度枠、損失限度の遵守状況をリスク管理担当役員に報告するとともに、ストレス・テストなど複合的なリスクの分析を実施し、毎月、ALM委員会や常務会へ報告しております。 一方、非上場株式、その他信金中央金庫等への出資金に関しましては、当金庫が定める「資金運用規程」等に基づいた適正な運用・管理を行っております。また、リスクの状況は、財務諸表等をもとにした評価による定期的なモニタリングを実施するとともに、その状況については、適宜、経営陣へ報告を行うなど、適切なリスク管理に努めております。 なお、当該取引に係る会計処理につきましては、当金庫が定める「自己査定規程」、「償却及び引当に関する規程」及び日本公認会計士協会の「金融商品会計に関する実務指針」等に従った、適正な処理を行っております。 ファンド向け与信等の信用リスク・アセットの算出方法には、①ルック・スルー方式②マンデート方式③蓋然性方式④フォールバック方式があります。当金庫は、ファンドの組入れ資産を当金庫が直接保有しているとみなすルック・スルー方式を採用し、リスク・ウェイトを乗じて信用リスク・アセットを算出しております。(単位:百万円)(単位:百万円)(単位: 百万円)(単位: 百万円)区 分上場株式等非上場株式等合計区 分区 分価損評益価損評益――区 分ルック・スルー方式を適用するエクスポージャーマンデート方式を適用するエクスポージャー蓋然性方式(250%)を適用するエクスポージャー蓋然性方式(400%)を適用するエクスポージャーフォールバック方式(1250%)を適用するエクスポージャー貸借対照表計上額2,990 955 3,945 2022年度2022年度2022年度2022年度時 価2,990 ―2,990 10438―△592023年度貸借対照表計上額2,011 1,294 3,305 2023年度323118―2023年度1722023年度2022年度4,323――――時 価2,011 ―2,011 2023年度3,032 ――――44■ 貸借対照表計上額及び時価等 ■ 出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額 ■ 貸借対照表で認識され、かつ、損益計算書で認識されない評価損益の額 (単位:百万円)■ 貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額 8.出資等又は株式等エクスポージャー(以下「出資等」という。)に関する事項■ リスク管理の方針及び手続の概要9.リスク・ウェイトのみなし計算が適用されるエクスポージャーに関する事項
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