イ―ロ―ハ二ホヘ81234567項番上方パラレルシフト下方パラレルシフトスティープ化フラット化短期金利上昇短期金利低下最大値自己資本の額 金利リスクとは、金利が変動することによって保有する資産や負債等の現在価値や貸出金や預金の金利差などから得られる金利収益が変動するリスクをいいます。 当金庫では、金利リスクを重要なリスクの一つとして認識し、その他の市場リスク(株価変動リスク等)との関係性を考慮しながら、銀行勘定の市場リスクを一体的に管理しております。 金利リスクの計測につきましては、過去の市場データ等をもとに統計学から算出された最大予想損失額VaR (バリュー・アット・リスク、40ページで開示)、一定の金利ショック下の金利変動に伴う現在価値の変化量 Δ EVE (Economic Value of Equity)及び一定の金利ショック下の金利変動に伴う金利収益の変化量ΔNII (Net Interest Income)を使用し、計測結果を毎月、常務会に報告しております。 当金庫では、経営体力(自己資本)の範囲内で業務計画に応じて容認するVaRの上限を制定し、モニタリングすることで金利リスクを管理しております。 また、開示告示に基づく定量的開示の対象となるΔEVE及びΔNIIはストレス・テスト等に活用し、金利リスクを管理しております。 金利リスクのコントロールは、資産・負債の残高や期間構成を変化させることで対応しております。 なお、取引によるリスク軽減手法として、ヘッジ取引は行っておりません。当期末10,349 9,064 10,349 1.25年5年金融庁が定める保守的な前提考慮しておりません。すべての通貨を対象とし、通貨毎に算出された数値を、単純合計にて算出しております。スプレッド及びその変動は考慮しておりません。内部モデルは使用しておりません。ΔEVEの減少は、有価証券の残高減少を主因とするものです。月次でリスク計測を実施し、自己資本額と収益性及びリスクテイクを勘案し、内部ルールに基づき、適正に管理する体制としております。ΔEVE前期末10,426 9,216 10,426 当期末17,784 ΔNII当期末472 ―472 前期末17,488 前期末450 ―450 (単位: 百万円)算定結果 IRRBB1:金利リスク45■ 金利リスクの算定方法の概要開示しているリスク開示告示に基づく定量的開示の対象となるΔEVE及びΔNIIは、以下の定義に基づいて算定しております。流動性預金に割り当てられた金利改定の平均満期流動性預金に割り当てられた最長の金利改定満期流動性預金への満期の割当て方法及びその前提固定金利貸出の期限前返済や定期預金の早期解約に関する前提複数の通貨の集計方法及びその前提スプレッドに関する前提内部モデルの使用等、ΔEVE及びΔNIIに重大な影響を及ぼすその他の前提前事業年度末の開示からの変動に関する説明計測値の解釈や重要性に関するその他の説明金庫の財産の状況に関する事項10.金利リスクに関する事項■ リスク管理の方針及び手続の概要
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