
田村 能里子 画歴
1944 | 愛知県に生まれる。 |
1966 | 武蔵野美術大学油絵実技専修科卒業。 |
1966-1969 | 春陽会展に出品(68年油彩「芝居小屋の周辺」中日賞)。 |
1969-1973 | インドに滞在。古代インド美術に触れる一方、インド大陸の風土とそこに生活する人々の群像を描く。 |
1973-1980 | 帰国。以降個展、団体展等で女性像を中心としたインド群像シリーズを油彩、デッサンにより発表。この間インド各地を数度往訪。 (75年アジャンタ、エローラ石窟壁画に接する) |
1974 | 個展「印度の女たち」文藝春秋画廊。 |
1980 | 個展「婢の詩(はしためのうた)」資生堂ギャラリー・中日ギャラリー。安井賞展に出品(以降87年まで7度出品)。 |
1982 | 油彩「鳥と女」昭和会展優秀賞。 個展「被衣女群像(かつぎのおんなたち)」資生堂ギャラリー。 |
1983 | 油彩「風に聴く」現代の裸婦展グランプリ。 インド・シカヴァテイのブオノ式フレスコ壁画を探訪。明日への具象展出品(84年まで)。現代の女流展出品(以降毎年)。 画文集『被衣女群像』(形象社)。個展「被衣女群像」東京セントラル絵画館。 |
1984 | 国際形象展出品(86年まで)。 日本青年画家展出品(89年まで。88年油彩「樹の声」優秀賞)。現代形象展出品。 |
1985 | 具象絵画ビエンナーレ出品(89年まで)。現代日本絵画展(於インド)出品。 現代女流美術展出品(以降毎年)。岐阜県多治見にて志野焼陶板画「鬼童」「ぼたん」製作。具象現代展出品。エッセイ『印度 陽だまりの女たち』(筑摩書房)。 個展「陽炎女」(かげろうびと)銀座和光。 |
1986 | 文化庁芸術家在外研修員として中国北京中央美術学院に留学。中国西域を探訪。 シルクロードの人々、美術に接する。中国での研修成果として油彩・デッサンでの個展「沙の民」を発表、名古屋松坂屋。 |
1987 | 個展「陽炎人(かげろうびと)」西武百貨店(渋谷)。 日中合弁ホテル「唐華賓館」(西安市)壁画「二都花宴図」制作開始。 |
1988 | 同壁画完成。 画文集『女ひとりシルクロードを描く』(日本経済新聞社)。 個展「砂の箱船」西武百貨店(渋谷)。 |
1989 | 日本秀作美術展出品。 中央競馬会・中山競馬場正面スタンドロビー壁画「季々遊々」制作。 日本の絵画・新世代・1989展出品。 壁画「二都花宴図」に対し中国政府より軒轅杯国際特別賞。 油彩「狐のとき」前田寛治大賞展佳作賞。 |
1990 | 亀有病院(葛飾区)壁画「陽だまりの夢」制作。 大阪南海サウスタワーホテル壁画「季々花宴」制作。 両眼の眼・現代絵画展出品(93年まで)。 清里富士屋ホテル壁画「花降る里」制作。蓼科ブライトン倶楽部壁画三部作「季の宴-風・光・砂」制作。 世田谷美術展出品(以降毎年)。 |
1991 | 現代の視覚展出品(93年まで)。朝日新聞夕刊連載・森瑤子作「TOKYO発千夜一夜」で曜日替わりの 挿絵を担当(3月-10月)府中の森芸術劇場緞帳「花宴燦々」完成。 ローズヴィラ蓼科壁画「流星煌々」制作。現代日本絵画展(於北京故宮博物院)出品訪中。 客船「飛鳥」(日本郵船)ロビー壁画「季の奏」制作。 |
1992 | 大手町フィナンシャルセンター24階レストラン壁画「みのりのとき」制作。 法仙坊ゴルフ倶楽部(美濃市)壁画「風にあそぶ」制作。現代の素描展出品。 |
1993 | 夢の食卓展出品。シルクロード再訪。 |
1994 | 神田外語大学(千葉市)ロビー陶壁画「ミューズの庭」制作。 コモンズ(株)(港区)丸柱用壁画「燦々花」制作。画文集『風と沙と女たち』(日本経済新聞社)。油彩・デッサン個展「沙風のかたち-アジアの大地に生きる」有楽町西武アートフォーラム他、名古屋・大阪で開催。 名城大学(多治見市)壁画「ミューズのささやき」制作。 |
1995 | 高崎信用金庫(高崎市)壁画「風の奏」制作。現在無所属。 |