信用金庫は、会員同士の「相互信頼」と「互恵」の精神を基本理念に、会員一人ひとりの意見を最大の価値とする協同組織金融機関です。したがって、会員は出資口数に関係なく、1人1票の議決権を持ち、総会を通じて当金庫の経営に参加することとなります。しかし、当金庫では、会員数がたいへん多く、総会の開催は事実上不可能です。そこで、当金庫では、会員の総意を適正に反映し、充実した審議を確保するため、総会に代えて総代会制度を採用しております。
この総代会は、決算、取扱業務の決定、理事・監事の選任等の重要事項を決議する最高意思決定機関です。したがって、総代会は、総会と同様に、会員一人ひとりの意見が当金庫の経営に反映されるよう、会員の中から適正な手続きにより選任された総代により運営されます。
また、当金庫では、総代会に限定することなく、会員アンケート調査の実施や総代懇談会等を実施するなど、総代や会員とのコミュニケーションを大切にし、さまざまな経営改善に取り組んでおります。
なお、総代会の運営に関するご意見やご要望につきましては、お近くの営業店までお申し出ください。
◯総代の任期は3年です。
◯総代の定数は80人以上100人以内で、会員数に応じて各選任区域ごとに定められております。
なお、2020年7月11日現在の総代数は90人です。
総代は、会員の代表として、会員の総意を当金庫の経営に反映する重要な役割を担っております。
そこで総代の選考は、総代候補者選考基準(注)に基づき、次の3つの手続きを経て選任されます。
①総代会の決議により、会員の中から総代候補者選考委員を選任する。
②選考委員会を開催のうえ、総代候補者選考委員が総代候補者を選考する。
③上記②により選考された総代候補者を会員が信任する(異議があれば申し立てる)。
①資格要件
・当金庫の会員であること
②適格要件
・総代としてふさわしい見識を有している人
・良識をもって正しい判断ができる人
・人格にすぐれ、金庫の理念・使命を十分理解している人
・その他総代候補者選考委員が適格と認めた人
2020年7月11日現在