大阪信用金庫について

自主創造の取組

尼崎支店の取組だいしん尼崎グルメフェス2022を開催

取組内容

尼崎支店では、災害時の避難場所である特別養護老人ホームにてコロナ禍で苦しんでいる飲食店の取引先とコラボし、高齢者に屋台とキッチンカーで楽しい食事を届けるイベント『だいしん尼崎グルメフェス2022』を開催しました。
当日は、キッチンカーでキーマカレーホットドッグやたこ焼き、屋台でからあげやフリフリポテト・チラシ寿司・肉餃子などを販売。様々な美味しい料理や食材が楽しめる食の祭典となりました。
同時に、当金庫職員によるスーパーボールすくいも出店、140名と大変多くの方に遊んでいただき、売上金全額を尼崎市社会福祉協議会へ寄付しました。
また、園田学園女子大学軽音楽部にご協力いただき、シニア向けミニコンサートも開催しました。

この取組に至った経緯、思い

地域課題の解決に関して職員会議を実施し、コロナ発生以降苦境の飲食店を支援すると同時に、行動制限で帰宅も外食もできない特別養護老人ホームをマッチングし、協力して何かできないか？という意見が出ました。
そこで、グルメフェスの開催を通じ、高齢者と地域住民に温かい食事を届け、地域の方々が世代を超えて繋がる場所をつくりたいという想いで、開催を決定しました。

取組にあたり、苦労した点や、大変だったこと

開催にあたっては企画運営段階から20代職員が中心となり、協力していただける飲食店探し、消防署への申請、近隣住宅へのチラシ配布、小学校・町内掲示板へのPRに加え、出店する飲食店取引先がSNSによる発信をするなど、デジタルとアナログを駆使した集客を行い、その結果300名を超える地域の方々にご来場いただきました。
またキャッシュレス化については、車イスの高齢者も多く、現金支払のみでは無理があり、高齢者にはお釣りがでないよう金券による支払・来場者にはペイペイでの支払・地域通貨尼崎コインチェックでの支払も可能とし、キャシュレス化にもできる限りの対応をしました。

達成感を感じた瞬間や、取り組んでよかったと思えたこと

今回のイベントを通じて、職員間のコミュニケーションが図られ、地域のお客様や高齢者と接する事で貴重な体験や喜びを実感でき、金庫職員として成長できました。
また避難場所である介護施設の高齢者と地域住民にも温かい食事を届けたことを喜んでいただき、コロナ禍で苦しむ飲食店取引先の売上高と知名度アップにも貢献でき、まさに三方良しのイベントとなりました。

今後、挑戦してみたいこと

地域行事に積極的に参加し、地域の人々と交流を持つことで、親近感を持っていただき、「この街のホームドクター」としての存在価値を高めていきたいです。