お知らせ
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第61号にししん景況レポートを公表しました
1. 定例調査
・2025年1~3月期の業況判断D.I.は△11.7と、前期比10.7ポイント悪化が強まった。
・業種別の業況判断D.I.は、建設業が持ち直した一方で、製造業、卸売業、小売業、サービス業は悪化、不動産業は横ばいとなった。
・来期の予想業況判断D.I.は△15.5と今期実績比3.8ポイント悪化が強まる見通しである。
2. 特別調査「外国人・海外情勢と中小企業」
・外国人との接触機会については、「コロナ前とほぼ同水準」が約40%となり、外国とのビジネスチャンスについては、「どちらかというとない」が約35%となった。
・外国人労働者を雇用している会社は10%未満が20%弱あり、雇用していない理由としては、「コミュニケーションなどで心配がある」、「受入負担が重い」、「人手が充足しており必要ない」などが多かった。
・売り上げ全体に占める外国人、外国企業については、「外国向けの売り上げはない」が約50%となった。
・外国向けの売り上げを増加させるための取り組みについては、「行っていない」が約80%であり、理由としては「国内だけで十分売り上げがある」、「何をすればいいかわからない」などが多かった。
・2025年中の賃金の引き上げについては、「0%以上~2%未満」が約30%と最も多かった。また、引き上げない理由としては、「これまでに賃金を引上げ済み」、「今後の業績見通しが不透明」などが多かった。