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原宿支店
「産学連携のご紹介、花の再生紙の活用法は?」

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こんにちは。原宿支店の小原です。
先日、産学連携の発表会に参加しました!
「産」は、株式会社ローランズ(東京都渋谷区/花屋)さま、
「学」は、桜美林大学(東京都新宿区/坂田ゼミ所属の学生チーム)さまです。

株式会社ローランズさまは、人と環境への優しさを包み、花や緑の空間装飾・贈答花のお届けを行う”社会的役割を軸とした花屋”さんです。 障がいや難病と向き合うスタッフの方が多く活躍されていて、「排除なく、誰もが花咲く社会」を目指されています。
数年前より市場に出せない花の茎や花びらを使った「再生紙」の活用を検討されており、今回は桜美林大学の7名の学生さんから2つの提案がありました。

  • 1つ目の活用提案は、「人と環境にやさしい壁紙」です。
    はじめにロスフラワーの現状(経済損失年間1500億)や他社のロスフラワー低減の取組事例(破格の価格で販売、サブスク)、再生紙事業を行う企業が不在であることや壁紙市場の需要が拡大している背景の説明があり、 次に既存事業(花屋・カフェ)とは別の顧客層の獲得につながる可能性についてターゲット企業や顧客層についての調査結果の発表がありました。
    根拠となるデータを基にした新業態に関する提案で、ローランズの福寿社長や従業員の方からは「調査がしっかりとされており、発表もわかりやすかった。壁紙という発想は今までなく、新しい発見になった」との感想をいただきました。

  • 2つ目の活用提案は、「再生紙を使ったビッグフラワー(ウォールフラワー)」です。
    実際にわたしもローランズの従業員さんや学生さんに交ざってビッグフラワーを作ったのですが、約1時間で完成!普段なかなかできない体験でとても楽しかったです。どの花も完成度が高くて1輪ごとに異なる手作りの良さがありました。
    ちなみに、こちらのビッグフラワーは事業化の動きもあるそうで、今後が楽しみです。

学生視点の新しい発見やマーケティングに基づいた提案を拝聴させていただき、自分自身の学生時代を思い返して「ただただスゴイ」と感心させられ、とても勉強になりました。今後の事業支援活動に活かしていきたいと思います!

最後に、原宿にお越しの際は、千駄ヶ谷3丁目(北参道駅から6分・原宿駅から徒歩8分)のカフェと花屋を併設する「ローランズ原宿店」 さんに、ぜひお立ち寄りいただけると嬉しいです。メディアでも多数紹介されSNS映えするオープンサンドやスムージー、個人的にはミネストローネもおススメです。