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高田馬場支店
「地域みらいプロジェクト、東京富士大学さまと連携して“染の街”を後押し!」

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こんにちは。高田馬場支店の紺野です。
突然ですが、私は東京富士大学さまとの産学連携の取組み(地域みらいプロジェクト)を担当しています。
2022年度のプロジェクトのテーマは、「新宿colors&patterns」。
新宿の染めをテーマにした製品・サービスの開発にまつわる取組みを少しご紹介したいと思います!

こちらの写真は、先月、妙正寺川(中井、落合地域、神田川の支流)で行われたイベント「染の小道」です。
川面には色とりどりの反物が架けられる “写真映え”なイベントで、街散策している方がこぞって撮影していました。
東京には型紙を使って細かなパターンを染める「東京染小紋」などの伝統工芸文化があります。東京の染色産業の中心地である落合・中井地域。昭和30年頃から染工場の職人たちが川のあちこちで染め物を水洗いする様子が身近な風景でした。
染工房さまと街の商店、住民などの皆さんが一体となり、染色が盛んだった頃の街の記憶が、今に引き継がれています。

それから、染工房さま、東京富士大学さまと連携して、廃棄食物の染料から商品を開発、販売・発信するSDGsな取組みも行っています。

  1. ・2022年7月、初回の打ち合わせ実施。廃棄食物の染料からどのように商品を作成していくか話し合う。
    (大学と工房で試作制作スタート!)

  2. ・2022年12月、エコプロ2022(in東京ビックサイト)に展示参加。
    (新宿の染め文化の発信。廃棄物の玉ねぎの皮を活かした染色工程もご紹介しました)

  3. ・2023年2月、「染の小道」イベントの開催

現在は、廃棄食物(例:玉ねぎの皮)の集め方、学生が回収させていただく場所や方法の取り決めなど、進めていく中で発生する課題が残っています。 今年度は残すところ2日間ですが、引き続き皆さまと連携しながら染文化の伝承をご支援してまいります!