SEIBU
地域密着
ストーリー

杉並営業部「守り育まれる、井草体験農園」

  • #杉並営業部
  • #SDGs4
  • #SDGs11
  • #SDGs15
  • #SDGs17

こんにちは。杉並営業部の斎藤です。
カラッとした五月晴れが心地良い季節がやってきました。
今回は私が担当している「井草体験農園」さまをご紹介したいと思います!

「井草体験農園」(杉並区井草5丁目16番)さまは、西武新宿線「上井草駅」から徒歩3分、閑静な住宅街にある農園です。
広さは7,000㎡(サッカーコート同等)程で、園主の井口さまが江戸時代から続く農地を農業体験農園として利用者に提供されています。 井口さまはこの他にも約5,000㎡の農地を所有されていて、出荷用野菜畑はジャガイモの白い花でいっぱいでした。

ところで、都心ではめっきり農地が少なくなりました。
東京都の農地面積は年々減少していて、2021年、都内の農地面積は6,410haだそう。
(出所:令和3年度版東京都産業労働局農林水産部「東京都の農林水産統計データ」)
23区のうち、農地がある区は11区だけで、杉並区は5番目の広さの37.42ha。
人に近い存在であった農業が、いつの間にか遠い存在になってしまっている・・・。
反面、体験農園の需要は伸びているそうです!

体験農園とは、農園利用者が、農園主の指導を受けながら、作付けから収穫までの農作業を体験できる、初心者も安心して野菜作りを体験することができる仕組みです。
「井草体験農園」さまでは、1区画25㎡、126区画があって、常に埋まっている状態だそう。
夏・秋に収穫した野菜を使った食事会イベントも、リピーター続出で人気があるそうです!

体験農園は、緑地空間の提供のほか、災害時のオープンスペースとなり、安全で良好な生活環境を創出する地域のコミュニティの場でもあります。

井口さまが大切に育まれてきた「井草体験農園」は希少であり、とてもありがたい存在です。
井口さまの思いに寄り添い、この自然を守っていきたいと改めて思った次第です。