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「地域みらいプロジェクト、地域交流会2023に参加しました!」

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こんにちは。地域協創部の小暮です。
2月16日(金)、東京家政学院大学 町田キャンパスで行われた「東京家政学院大学 地域交流会2023」に参加しました!

本交流会は、東京家政学院大学さまが2007年から継続的に実施されている地域社会への貢献・連携活動で、当金庫「地域みらいプロジェクト」の対象事業でもあります。
当日は2023年度の活動発表や交流・相談会が行われました。

今回は当日に発表のあった「有限会社 津久井せんべい本舗(神奈川県相模原市)さまとの産学連携事例(学生による商品開発)」をご紹介します。

津久井せんべい本舗さまは、高級手焼きせんべいの製造の他、地域特産品や地域団体とのコラボ商品を数多く手掛けていらっしゃいます。
学生さんより「健康」と「フードロス」、「地域」を意識した商品開発の発案があり、商品開発に着手。
新商品には、廃棄されることが多い、豆腐の副産物(おから)に注目。津久井在来の大豆で作った「おから」を新商品に採用することで、食物繊維とタンパク質がプラスされ、健康面も意識されたSDGsな商品開発の発表が学生さんよりありました。

新商品名は『雪花菜(おから)せんべい』です。
女性をメインターゲットにした可愛らしい色合いとフォルムのおせんべいができあがりました。ラベルも学生さんがデザインされたとのこと。
学園祭等での試食・アンケートによると、食物繊維やたんぱく質がとれるという特徴に関心が集まって、おやつとしても丁度よい食べきりサイズで、若い女性の他、年配の方にも高評価だったそうです。
私もいただいたのですが、おからの味が主張し過ぎず、ほんのりローズヒップティーの香りが豊かな気持ちにさせてくれて美味しいおせんべいでした。

商品開発に要した期間は10ヵ月。学生と企業の双方が楽しんで主体的に行動、研究することをコンセプトに開発・連携が行われました。本日の発表に至るまでに、お互いに様々な気づきや経験を得られたとのことです。
今回の連携活動は、学生さんの貴重な経験や財産となったのではないでしょうか。
商品化が待ち遠しい、すばらしい活動発表でした。お疲れさまでした!