
2024年8月20日
こんにちは。日の出支店の石川&中村です。
突然ですが、“ご当地フォント”ってご存じですか?
ご当地キャラクター等、ご当地ものはその地域に普及しているもの。日の出町では、2024年5月に「日の出フォントプロジェクト」がはじまって、私たちはプロジェクトのサポートメンバーとして参画しています!
この「日の出フォントプロジェクト」は、
・障がいのある方(日の出町の障害者支援施設「日の出太陽の家」の利用者さま)と、
・デザイナー(アートワーク・サイン等デザインで社会貢献を目指す有限会社環境造形東京の浅見さま)がタッグを組んでフォントやパターンデザインを制作。
できあがったデザイン(アルファベット等の文字や、パターン)は、「ご当地フォント」のサイトからダウンロードできます。
個人の方:フォントの利用は無料、パターンは有料
団体の方:フォント・パターンいずれも有料
デザイン使用料金は制作側である障がいのある方や障害者支援事業所に還元されるので、デザイン提供者にも使用者にもやさしい仕組みになっています。
7月3日(水)には、原案制作会が行われました。
粘土を使ってアルファベットや記号を描いたり、丸い小さな粘土を並べて文字の形にしたり。
思い思いに創作いただきました。
私たちはブルーのお揃いのTシャツを着て参加。自由なデザイン発想をうまく活かせるようお手伝いをしました。
そして、8月1日(木)には、デザインの選考会が行われました。
机の上に色使いが面白い個性を発揮した作品がずらり。
デザインした施設利用者の方にも同席いただいて、作品のこだわりポイント等を説明いただきました。
私たちは、「これとこれを並べて組み合わせると面白いパターンになるよ」とか、「フォント使いには、これがいいよね」といった意見や感想を出し合って、フォントやパターンを選考しました。
障がいのある方とのふれあいの場は、希少で多様性を実感。いろいろな方が生きやすい、やさしい協創社会の実現に向けて大きな前進になりました。
来年3月の日の出フォント公開に向け、期待が膨らむ選考会になりました。乞うご期待!