SEIBU
地域密着
ストーリー

人事部
「SDGs研修、車いす体験プログラムのご紹介」

  • #人事部
  • #SDGs4
  • #SDGs11
  • #SDGs17

こんにちは。人事部の小林です。
今回は職員向けSDGs研修「車いす体験プログラム」をご紹介したいと思います。

SDGs研修は、人に地域に未来に“やさしい”人財育成と文化醸成を目指し企画している研修です。
お客さまによろこんでいただきたい。
そんな思いやりの心を育む機会になればと、体験型のプログラムをいくつか展開しています。

今回ご紹介する「車いす体験プログラム」は、2024年4月から施行された改正障害者差別解消法、事業者による障害をお持ちの方への合理的配慮の提供義務化への理解を一層深めようと企画しました。

講師にお迎えしたのは、バリアフリーマップアプリ「WheeLog」を開発する等、バリアフリーに関する情報発信や調査研究、研修教育事業を行っている特定非営利活動法人ウィーログさまと、3名の車いすユーザーさまです。

会場は、当金庫本店(中野区)のフロアや会議室。
受講者は、日ごろ窓口業務に携わる職員を中心に、幅広い世代の役職員86名が参加しました。

研修は、はじめに合理的配慮についての座学講義があり、次に車いすを使った体験学習が行われました。

・本店に車いすで来店。スロープを使って入店してみる。
・ATMコーナーで機械操作。次にロビーに移動して窓口の相談コーナーではどんな動線に?
・自動販売機で飲み物を購入するときはどうなるの?

途中、スロープ(坂)や段差は恐怖心との戦いで、容易にできないもどかしさに加え、想像をはるかに超える困難が日常に潜んでいることがわかりました。
設備のユニバーサルデザイン化はもちろん大切ですが、困っている車いすユーザーの方がいらっしゃったら、
「大丈夫ですか、お手伝いしましょうか?」とお声がけをすること、
思いやりの気持ちが大切だと、改めて感じました。
私を含め受講者一同、座学では味わえない“自分ごと”として考えさせられる大切な気づきを “対話”を通じて楽しみながら学ぶ、有意義な研修となりました。

受講後、人事部には、
「車いすの体験はとてもよかった。これから外出するときの目線が変わった」
「高齢化や事故で私も車いすが必要になる可能性は大いにある。体験できてよかった」
等の意見が寄せられました。
大変好評だったSDGs研修「車いす体験プログラム」。
今後も様々な体験型の研修を実施したいと思います。