
2024年11月27日
こんにちは。幡ヶ谷支店の春日です。
突然ですが、環境省が実施している「自然共生サイト」の認定制度をご存知ですか?
サイトというとWebサイト等をイメージしますが、この自然共生サイトは場所や区域を表していて「民間の取組み等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定。「OECM」(国立公園等の保護区ではないものの、生物多様性を効果的に保全しうる地域)として国際データベースに登録されます。
そもそも、この自然共生サイトの認定は、2030年までに陸と海の30%以上を保全するという目標の30by30の達成のために2023年よりはじまりました。
先日、当支店のお客さまより「自然共生サイトの認定を受けた!」とのうれしい連絡がありました。
そのお客さまは、一般社団法人養老の森(所在地:山梨県南都留郡道志村)さま。
実は、近年、当金庫でも自然共生に関する取組みとして、2年目職員のスタートアップ研修で「田植え・稲刈り」のプログラムを実施しています。この研修にご協力いただいているのが一般社団法人養老の森さまです。
今年は5月に田植えを、10月に稲刈りを行いました。
参加した職員に話を聞くと、これまで販売店やネットで簡単に購入できたお米に対しての意識や感覚がこの研修後は大きく変わったようです。
本研修を通して職員一人ひとりが30by30を意識し、自然と共生することの大切さや、やさしい心を育むことができればと思います。
一般社団法人養老の森さまは、今年で10周年を迎えられました。
「森に還る、街から山へ参勤交代」をテーマに森の間伐や植樹、伝統的な食生活や郷土芸能の再生、虫や動植物の調査・保護、都心と田舎の2拠点生活を提唱。
自然と共生するための様々なワークを通して、現代のIT技術が発達し、利便性が高まる社会のなかでは体験することのない学びを発信提供し続けていらっしゃいます。
当支店でも一般社団法人養老の森さまの取組みに習い、自然と共生しその魅力やその機能を未来につないでいくお手伝いを引き続き行いながら、人に地域に未来に“やさしい”金融機関を目指してまいります。