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八王子支店
「地域みらいプロジェクト、第13回社会実装フォーラムに参加しました」

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こんにちは。八王子支店の渡邊です。
先日、東京工業高等専門学校(八王子市/以下東京高専)で行われた「令和6年度 第13回社会実装教育フォーラム」(当金庫「地域みらいプロジェクト」活用イベント)に参加しました。

「社会実装教育」とは、イノベーションを実現する技術者の育成を目標として東京高専を中心に実践している教育プログラムで、社会の様々な課題に対するプロトタイプを試作し、それを実際のユーザーに使用して評価していただき、その結果を改良に反映させるという一連の過程を実践するものです。(東京高専HPより引用)

本フォーラムには、全国の高専から多く学生が参加して、社会における課題を解決するために1年間取り組んだ社会実装の成果をコンテスト形式で発表します。
審査員となる専門家は、学識経験者・企業経営者・技術部門責任者・関係行政機関・海外連携校教授等で構成。

今回は15の高専、44チームが参加して、各チーム1分間のステージ発表後、各チームがパネル前でポスターを紹介し質疑応答が行われました。
他校の高専生徒や企業の方々が積極的に質問していたのが、とても印象的でした。

私の印象に残った発表は、沖縄高専の「廃棄物がアメニティに!?環境に優しい次世代のアメニティ」です。
海洋プラスチックごみ増加や食品ロスに目を向け、プラスチックごみから作るアメニティ用品、シークヮーサーの皮を用いたディフューザーの開発を行っているといった内容でした。
食品ロスの削減やリサイクルの推進を通じて、有限な資源を再利用するという、持続可能な発展に貢献し、社会実装への取組みを進めることは非常に意義深いと感じました。

フォーラムに参加させていただき、高専学生のアイデアや、問題に対してのアプローチはとても新鮮なものばかりで勉強になりました。
当金庫は2025年度も、学生の発想力を引き出すこのフォーラムを応援してまいります。