
2025年6月10日
こんにちは。日の出支店の石川&中村です。
約1年前、2024年5月に発足した「日の出フォントプロジェクト」は、2024年8月の選考会を経てオリジナルのご当地フォントやパターンが完成しました。
完成のお披露目として、2025年4月28日(月)、東急プラザ原宿7Fのシブヤフォントラボにて「第3回全国ご当地フォント発表会」が行われました!
改めまして、「日の出フォントプロジェクト」は、障がいのある方(日の出町の障害者施設「日の出太陽の家」の利用者さま)と、デザイナー(アートワーク・サイン等デザインで社会貢献を目指す有限会社環境造形東京の浅見さま)がタッグを組んでフォントやパターンデザインを制作。
できあがったデザイン(アルファベット等の文字や、パターン)は、「ご当地フォント」のサイトからダウンロードして利活用いただけるものです。
(個人の方:フォントの利用は無料、パターンは有料、団体の方:フォント・パターンいずれも有料)
デザイン使用料金は、制作側である障がいのある方や障害者支援事業所に還元されるので、デザイン提供者にも使用者にもやさしい仕組みになっています。
発表会では、日の出太陽の家の手塚さまと環境造形東京の浅見さま、そして私、石川の3名が登壇して、完成した日の出フォントについて解説をしました。
私は障がい者アートに強く惹かれてこのプロジェクトに参加したのですが、障がいをお持ちのアーティストの方と直接お会いすることははじめてで、はじめはうまくコミュニケーションがとれるか心配でした。しかし実際にお会いするとそんな心配はまったくなく、粘土細工で文字をデザインしているアーティストの皆さんのサポートをしたり、いっしょに創り出す醍醐味を体験することができました。
お気に入りは、葉をモチーフにしたパターンです。
手書き感が絶妙で唯一無二。カラフルだけど大人かわいいデザインモチーフで、一目で気に入りました。
約1年間、日の出フォントに携わり、皆さまとつながって完成できたことは感慨深く、もう終わってしまったのかと思うと少し寂しい気持ちになりました。関係者の皆さま、ありがとうございました。私も一回り成長できたように思います。
今後は日の出フォントを多くの方に使っていただけるよう、PRしてまいります。
皆さま、ご当地フォントを利用して、社会貢献しませんか?