地域貢献スペース
地域を知る、地域を楽しむ、地域とつながる・・・多摩地域の魅力を発信する拠点
- 地域を知る、地域を楽しむ、地域とつながる等、様々なテーマで文化・芸術を中心に多摩地域の魅力を発信する拠点です。
- 多摩地域で活躍する芸術系大学生や若手クリエーター等に開放し、作品展示できるスペースを提供しています。
- たましん本店本部棟2階 北側通路 利用時間 8:00~21:00 入場料:無料
企画展[2024.4-5]
松嵜日奈子 個展 真綿との共生・生成
私の住む砂川地域には蚕を祀った蚕影神社(こかげじんじゃ)があります。
ほんの少し前まで身近にお蚕さんがいる生活を送っていた事を感じます。
真綿の太古から脈々と受け継がれた歴史、重ねてきた時の流れ、自然界のGIFTである天の虫、蚕から命と引き換えの絹、真綿で日本の美の世界を表したいと思っています。
繭玉を広げた角真綿は、水の中に入れる前は、ふわふわとしていてキメ細かくやわらかく、染色の際、お鍋の中ではゆるゆるとほぐれて、同じ「やわらかい」という言葉でもまったく違う手触りになります。
真綿だけでは独立して形を成すことが難しいために羊毛フェルトの力を借りながら、真綿との共生・生成を表現します。
- 松嵜 日奈子 (Matsuzaki Hinako)
- 展示期間:2024年4月8日(月)~2024年5月17日(金)
企画展[2024.2-2024.3]
冬に実る
何かの渦中にあるときは自分の思いや考えに気がつかなくても、後から腑に落ちることがある。私はそうした言葉にできずにいた感覚を風景として表現している。
本展では身近なものの色や形を借りながら、自分の中で追熟するイメージを描き出した。様々な時間帯や視点から見た景色を重ねているので、色づかいがものの固有色に依らず、鑑賞者に想像の余地を残す。
例えば冬になって暖かい季節を思い返すように、また、蒔いた種が時間をかけて成長し実るように、私の見てきた景色は重なり合い絵に現れる。その風景はありふれている生活かもしれないし、どこにもない秘境かもしれない。あなたの目にはどんな風に映るだろう。
- 島田 優里(しまだ ゆり)
- 展示期間:2024年2月5日(月)~2024年3月15日(金)
展示をご希望の方へ
多摩信用金庫本店2階の地域貢献スペースでの展示について、多摩地域で創作活動を行う美術系大学生や若手作家、社会貢献に資する団体による申請を以下の要領で受け付けます。
詳しくは「地域貢献スペース利用案内 2025年度 展示企画の募集について」をご覧ください。
- 申込期間
2024年4月1日(月)~8月1日(木)消印有効