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平成24年度「当金庫の社会的責任」結果ご報告

 

1.献血活動

 毎年、信用金庫の日の行事として6月15日に、また血液が不足する冬期2月の年2回献血活動を実施しています。献血は血液の安全性が特に要求される現在、駅頭での活動が中止される等厳しい基準があり、採血まで多項目のチェックリストをクリアしなければなりません。企業等の団体による協力が求められていますが、それに応じる企業が少ないのが現状です。
 
 
 
 当金庫では、平成20年1月から平成25年2月までに10回実施され、採血者は、累計469名になりました。各回の明細は下記の通りです。
 
  実施日 申込者数 採血者数
第1回 平成20年1月28日(月) 63名 47名
第2回 平成21年2月 4日(水) 59名 45名
第3回 平成21年6月15日(月) 61名 50名
第4回 平成22年2月 4日(木) 52名 42名
第5回 平成22年6月15日(火) 68名 58名
第6回 平成23年2月 4日(金) 68名 54名
第7回 平成23年6月15日(水) 64名 52名
第8回 平成24年2月 6日(月) 44名 31名
第9回 平成24年6月15日(金) 62名 46名
第10回 平成25年2月6日(水) 64名 44名
  累 計 605名 469名
 
 

2.エコキャップ回収活動

 ペットボトルのキャップを集めてその販売代金を世界の子供のポリオワクチン接種代金に活用しようというのが「エコキャップ運動」の趣旨です。この運動の活動主体の「NPO法人 エコキャップ推進協会」は、この趣旨に添って23年12月までに「NPO法人 世界の子どもにワクチンを 日本委員会」に114百万円を寄付しているほか、東日本大震災にあっては、23年9月までに東北の被災地である宮城県・岩手県・福島県・茨城県へ各10百万円、合計40百万円を寄付し、総計154百万円の実績があります。当金庫は、このような「エコキャップ運動」を支援して参りました。各店舗にエコキャップ・ポストを設置し、お客様に協力をお願いして、集まったキャップを本店に集積しています。会社全体でキャップを集めてお持ちになる会社や、町会で呼びかけていただいている支店等、たくさんのお客様のご協力のおかげで、活動開始から平成25年3月26日までに累計5,799,279個のキャップを回収いたしました。これは、ワクチンに換算して7,148名分、地球温暖化の原因となる二酸化炭素削減量で換算しますと45.0トン分が大気中に放出されるのを免れた事になります。
 
エコキャップの集積場所、輸送手段について、金融機関の持っている店舗機能や本支店間メール便機能を提供して支援しています。
 

3.職場体験・インターンシップ制度

小学生・中学生の職場体験や高校生のインターンシップ制度等、金融の役割や金融機関の仕事、お金との関わり方や働くことの大切さを生徒・学生の皆さんに楽しく実体験していただくために、毎年若干名ではありますが地元の小学校、中学校、高等学校と連携して希望する児童、生徒さんを受け入れています。体験終了後の感想文には私どもも大変励まされています。
 24年度実績は下記の通りです。
押上支店 高校生 2名
東四つ木支店 中学生 2名
玉川支店 中学生 2名
小山支店 中学生 2名
  合 計 8名
 
(未成年の写真掲載許可が頂きにくい為、この画像は一昨年のものを使っています。)
 

4.自動販売機募金

 当庫内に設置されている自動販売機で飲料を買うと1本について5円の募金になります。これを原資に次の活動を行っています。
(1)振り込め詐欺防止活動
 振り込め詐欺は社会に認識されて減少するどころか、手口を変えてお客様の財産を脅かしています。
 当金庫では、振り込め詐欺に対抗するため職員に対しロールプレイング研修や対応法等訓練を実施し、少しでも振り込め詐欺を減らすよう日々行動しています。
 
 当庫職員が着けている「振り込め詐欺防止バッチ」です。表面はお客様向けの注意喚起アピール、裏面はいつどこでもご説明を始められるように「犯人がよく使う言葉」として詐欺の手口の代表例を印刷してあり、金庫全体で防止に努めています。このバッチは当庫オリジナルですが、自動販売機募金から作成しました。
 振り込め詐欺が疑われる場合、ご質問・ご説明等を行い、ご叱責を頂くこともございますが、振り込め詐欺という犯罪の様態、発生件数の急増等をご勘案の上、何とぞご容赦いただきますようお願いいたします。
 防止実績は下記の通り大幅に向上しています。
  平成23年度 平成24年度
発生件数 17件 29件 増加率70.59%
防止件数 8件 22件
防止失敗 9件 7件
防止率 47.05% 75.86%
 
(2)各区社会福祉協議会、病院、介護施設等への車いすの寄贈
 平成24年度より、自動販売機募金を使って車いすの寄贈を行っています。寄贈先選定に当たっては、支店所在地(区単位)で@車いす貸出し事業等を行っている地方公共団体(区・市等)またはその外郭団体、A支店営業地区に所在する病院・診療所等の医療機関、B支店営業地区に所在する介護施設、から優先的に寄贈させていただいております。
 24年度実績は下記の9台です。
 
24年度寄贈先 台数
中央区社会福祉協議会 様 3台
有限会社 グッドケア 様 (葛飾区) 1台
医療法人財団 慈光会 堀切中央病院 様 (葛飾区) 1台
社会福祉法人 共生会 東四つ木ほほえみの里 様 (葛飾区) 1台
有限会社 ユアーズ 様 (新宿区) 1台
医療法人社団 鉄友会 柳町病院 様 (新宿区) 1台
日本リック 株式会社 様 (新宿区) 1台
  合計  9台
 
 
中央区社会福祉協議会 様
写真右:矢野営業統轄本部長(本店・日本橋支店・京橋支店の代表として)
 
 
有限会社 グッドケア 様
写真左:新小岩支店 宮本支店長
 
医療法人財団 慈光会 堀切中央病院 様
写真左:堀切支店 秋山支店長
 
 
社会福祉法人 共生会 東四つ木ほほえみの里 様
写真右:東四つ木支店 西川副調査役
 
有限会社 ユアーズ 様
写真左:江戸川橋支店 門屋支店長
 
医療法人社団 鉄友会 柳町病院 様
写真左:牛込柳町支店 大畑支店長
 
日本リック 株式会社 様
写真左:高田馬場支店 麻生支店長
 

5.「高齢者運転免許自主返納」制度への支援

 東京都と警視庁が行っている危険運転を防止するための運動、「高齢者運転免許自主返納」制度に対して、優遇金利定期預金商品「運転経歴証明書所有者専用定期預金」(愛称「免許証返納定期預金」)を提供して、運転免許の返納を行う方が増えるように協力を行い、また、運動の推進を支援しています。
  25年3月のこの定期預金の利用者は3名様で、残高は5,100千円でした。この制度自体を知っている方が少なく、私どももより多くの方々にお勧めしていきたいと考えております。
 
 
以上
 
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