ごあいさつ


平素より豊田信用金庫をお引き立ていただき、誠にありがとうございます。
さて、2024年度の経済動向を概観いたしますと、ロシア・ウクライナ情勢の長期化や中東情勢の緊張等地政学的リスクの高まりに加え、米国の金利高止まりによる円安進行など、複数の外部要因により経営環境に大きな影響を受けました。また、国内では物価上昇に賃金の伸びが追い付かず個人消費の抑制につながり企業活動に影響を及ぼしました。一方で、円安により増加するインバウンド需要や賃金上昇の兆しが見えはじめ、価格転嫁の好循環が強まりつつあることは、金融政策の正常化への足掛かりとなりました。
こうした経営環境の中、当金庫は地域の皆様にご満足いただける金融商品、サービスの提供に努めてまいりました。その結果、預金につきましては期末残高で1兆8,873億円(前期比592億円3.2%増)となり、貸出金につきましては同じく9,546億円(前期比311億円3.3%増)とすることができました。
収益面では、引き続き物価高、資源高等により影響を受けた事業者の皆様への継続支援ならびに住宅ローン等の供給に努めた結果、貸出金利息収入が増加いたしました。また、市場金利の上昇に伴い預け金利息収入が増加したほか、株式相場の上昇局面を捉えた機動的な売買により株式売却益が増加いたしました。さらに、投資信託の基準価格上昇や新NISA制度の開始を背景として預かり資産販売が堅調であったことから役務取引等収益が増加いたしました。その結果、経常利益は38億円(前期比8千万円2.2%増)、当期純利益は28億円(前期比1億円4.1%増)となりました。
今期につきましても、2024年度を初年度とする中期経営計画「Challenge for TX(とよしんトランスフォーメーション)2024」に引き続き取組み、ビジョンとする「これからもずっととよしん」のもと、お客様に選ばれる金庫、職員が働きたいと思う金庫、地域とともにあり続ける金庫を目指してまいります。
引き続きなお一層のご支援ご鞭撻を賜りますよう、謹んでお願い申し上げます。
2025年7月
