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ファイル交換ソフト「Winny」の不用意なインストールにご注意ください

最近のニュースで、情報漏洩の原因として「Winny」というソフトが原因となっているという報道を耳にします。「Winny」とはお互いのパソコンから自分のほしい情報をやりとりできるネットワークを構成する「ファイル交換ソフト」と呼ばれるソフトのことで、初期には音楽ファイルを交換し合うために使われておりました。もちろん「Winny」ネットワークは共有する(公開する)ファイルと、共有しない(非公開)ファイルを分けることができるのですが、このソフトが構成するネットワークを媒介して感染する「Antinny」というウィルスが「Winny」をインストールしてあるパソコンに感染すると、この共有(公開)フォルダの中にパソコン内の非公開フォルダを自動的に見えてしまうことになったというのが、情報漏洩に至った概要です。また「Winny」ネットは誰が参加しているのか特定できないことからひとたび漏洩が起これば、情報を回収することはまず不可能と言えます。このようなソフトウェアの導入によりお客様のパソコンからパスワードが不正に入手され、ご預金が第三者に不正に振り込まれる可能性がございますので、導入には慎重な対応をお願いいたします。
 
 
具体的な予防策と致しましては、スパイウェアに対するものと同様で、
  1. 漏洩して困る情報が入ったパソコンには「Winny」をインストールしない。
  2. 職場のパソコンにむやみにソフトウェアをインストールしない。
  3. 職場のパソコンを外部に持ち出さない。
  4. 職場のネットワークに私有パソコンを接続しない。
  5. 自宅に漏洩して困る情報が含まれる仕事を持って帰らない。
  6. フラッシュメモリーやCD-R等の媒体で自宅職場間のファイルのやりとりを行わない。
  7. 漏洩しては困るファイルをメールで送らない。
  8. ウィルス対策ソフトを導入し看視する。
  9. 不審なファイルは開かない
 等があげられます。パスワードの管理には厳重なご注意をお払いください。
 当庫ホームページの「スパイウェアにご注意ください」も併せてお読みください。
 
【参考】
独立行政法人 情報処理推進機構 「Winnyによる情報漏えいを防止するために」
http://www.ipa.go.jp/security/topics/20060310_winny.html
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