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あきしんについて


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ごあいさつ

理事長 平野 敬悦

皆様には、平素より秋田信用金庫をご愛顧いただき、厚くお礼申し上げます。

 さて、2023年度の県内経済は、海外経済の減速や世界的な半導体市況の低迷などから製造業分野がやや低調だった一方で、新型コロナ感染に対する懸念が後退したことを受け、サービス分野を中心に回復傾向が続き、経済活動全体としては緩やかな回復基調が継続しており、個人消費については、物価高騰による生活防衛意識・節約志向の高まりや、7月に秋田県を襲った豪雨災害による影響が懸念されましたが、緩やかな持ち直しが継続した1年となりました。

 このような状況下、当金庫の2023年度決算は、預金は、個人および一般法人の要払性預金の増加を主因に前期比1,113百万円の増加の139,757百万円となりました。
 貸出金は、大口設備資金等の一般法人向けや金融機関向け貸出の実行に加えて、個人向け貸出の増加を主因に前期比2,734百万円増加の79,482百万円となりました。

 損益状況につきましては、経常収益は、貸出金や預け金平残の増加および市場金利の上昇等から、貸出金利息、有価証券利息配当金、預け金利息がそれぞれ増加し、資金運用収益が増加したほか、あきた創業サポートファンド分配金の計上や株価指数連動型ETF(上場投資信託)の売却益計上等により、前期比232百万円増加の2,458百万円の計上となりました。一方、経常費用は、個人ローンの保証料増加による役務取引等費用の増加や職務手当等の引上げによる人件費の増加のほか、貸倒引当金等の信用コストの増加等により、前期比127百万円増加の2,093百万円の計上となりました。
 この結果、経常利益は、前期比104百万円増加の364百万円の計上となりました。また、豪雨災害に伴う固定資産処分損の計上や固定資産の減損等から特別損失は10百万円の計上となり、法人税等および法人税等調整額107百万円計上後の当期純利益は、前期比55百万円増加の247百万円となりました。
 金庫本業の利益を示すコア業務純益は、資金運用収益の増加を主因に前期比96百万円増加し、467百万円となりました。
 自己資本比率は、利益計上による自己資本額の増加等から、前期比0.29ポイント上昇し12.56%となりました。
 不良債権比率(金融再生法開示債権)は、物価高騰などの影響を受けた事業者のランクダウン等により不良債権残高が増加したことから、前期比0.35ポイント上昇し5.38%となりました。

 2024年度からは「地域に深く寄り添い、共に考え成長する3年間」と位置づけ、新中期経営計画「すべては秋田のために」を開始いたします。将来の予測が困難な時代にありますが、「お客さまの経営支援の強化」「地域に寄り添う人材の育成」「経営力・経営管理態勢の強化」を基本戦略に掲げ、役職員が一体となって地域に深く寄り添い、共に考え、汗を流し成長していくことが、秋田に根ざす金融機関「秋田信用金庫」の使命と考え取り組んでまいりますので、変わらぬご支援ご鞭撻をお願い申し上げます。

2024年6月
理事長 菅原 浩

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