今の仕事や職種について教えてください。
営業店の渉外・融資担当から上がってくる資料・情報を整理します。
ただ数字を見る部署だということを思われがちですが、その裏に隠されている会社の理念や経営者の人柄・考え・今後のビジョンなどを総合的に判断する部署です。
また、それぞれの店舗職員のサポートや支援、自ら会社の経営相談を直接受け付けすることもあります。
営業店の渉外・融資担当から上がってくる資料・情報を整理します。
ただ数字を見る部署だということを思われがちですが、その裏に隠されている会社の理念や経営者の人柄・考え・今後のビジョンなどを総合的に判断する部署です。
また、それぞれの店舗職員のサポートや支援、自ら会社の経営相談を直接受け付けすることもあります。
伊達信用金庫に入庫し早18年目を迎えますが、審査に所属する前は営業店の渉外融資畑を13年歩み、お客様に寄り添える職員を目指していました。
その中で、成功体験だけではなく失敗した経験もあり、大切なことは失敗をしたことを後悔するのではなく、今後どのように活かしていくかということ。
そう感じた二つのエピソードを紹介します。
まず一つ目は、私が20代の頃のお話です。当時の私は、融資担当者として歩み始めたばかりで、多くの本を購入しては融資知識の習得と、目の前の業務をこなすことに精一杯でした。そんな時、A会社の会社整理を担当することに。
A会社の社長とは、仕事は勿論プライベートの会話もするほどコミュニケーションがとれていました。社長は、A会社最後の営業日に私に「あなたが最後の担当者でよかった。」と言葉を掛けてくれたのですが、私は社長の真の悩みや課題に対して提案/解決できなかったことが悔しくて‥‥。
融資に関する知識をいくら習得できたとしても、習得する意味を理解していなければ、何も意味を成さない。習得した知識や体験は、お客様のために使わなければ意味がないということをこの経験から学びました。
二つ目のエピソードは、30代に差し掛かった頃の先輩から引き継いだ経営改善支援のお話です。B会社の社長とはあまり面識がなく、正直、経営改善支援を進めていけるか不安がありました。
しかし、過去の資料全てに目を通し、疑問・不明な点があれば、即B会社社長に質問を投げかけることを繰り返した結果、数字の問題点だけを洗い出すのではなく、社長の人柄や考え、会社の経営理念、スタッフ、技術、内部環境や外部環境を見える化することで、B会社を「理解する」ことができました。
こちらの本気度が伝われば相手からも信頼され、その信頼関係が継続性のある実現可能な事業計画にも繋がっていくのです。
私は伊達市出身ではなく、隣町の壮瞥町出身であります。
壮瞥町は剣道が盛んな町で、私も幼少の頃は剣道をしておりました。
その時の厳しい練習を共に乗り越えてきた地元の同級生・先輩・後輩と今でも交流が続いています。
大学時代は札幌で過ごしましたが、一度地元を離れたことによって、より地元の良さ、温もり、有難みを知ることができました。
地元を愛し、地元に戻りたいと強く思っていたところ、地元に密着している伊達信用金庫の存在を知りました。
当時は、もっと地元を知りたい、地域の人達と触れ合いたい、地域の人達と一緒に地元を盛り上げていきたいと考えていたので、自然と就職先として伊達信用金庫を考えるようになりました。
両親にも就職について相談しましたが、両親は当時から私の応援をしてくれていたので伊達信用金庫に決めました。
信用金庫とは、本来、地域(個人・会社を問わず)のお客様に寄り添い、「絆」を深めることができれば、そのお客様からストレートに「感謝」の言葉をいただける魅力ある一つの仕事です。
お金を扱う仕事だからこそ、「信用」や「信頼」という言葉が常に付いてまわり、時にはハッピーエンドではない苦しい決断や場面に遭遇することも少なくありません。
だからこそ、高いハードルを越えた瞬間の達成感や満足感は、言葉で表せないものがあります。
8:10 | 出勤 |
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8:40 | 朝礼 |
9:00 |
ミーティング
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9:30 |
営業店からの資料・情報精査
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12:30 | 昼食休憩 |
13:30 |
営業店からの資料・情報精査
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15:00 |
他部署とのミーティング
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16:00 |
お客様(個人・会社問わず)訪問
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17:40 | 終業 |