ごあいさつ
地域・お客さまにもっと役立ち、選ばれ愛される“ひょうしん”へ
初夏の候、皆さまにおかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。平素より兵庫信用金庫に格別のご高配を賜り、心より厚く御礼申し上げます。
このたび、当金庫の経営理念、事業方針をはじめ、経営内容や地域貢献活動などについて、ご理解を深めていただくため、「兵庫信用金庫の現況2026」を作成いたしましたので、ご高覧いただき、兵庫信用金庫をより身近に感じていただければ幸いです。
さて、2025年度における我が国は、緩やかな景気回復が続く中、物価については賃金上昇を販売価格に転嫁する動きが続くもと、基調的な物価上昇率は2%に向けて緩やかに上昇し、日本銀行は2025年12月に追加利上げを実施しました。海外においては、旺盛なAI需要等が経済を下支えする要因となる一方、中東情勢を中心に世界的な安全保障環境は悪化し、特に資源価格は激しく変動するなど、不確実性の高い環境が続いています。また、地域経済においても、後継者不足や慢性的な人手不足等の構造的な問題に加え、物価及び金利上昇による負担の増加が重なるなど、依然として厳しい状況にあります。
こうした状況下、当金庫は第10次中期経営計画の最終年度として、お客さまへの最適なソリューションの提供、人材育成研修の充実と生産性向上を一層推し進め、皆さまから変わらぬご支援をいただいた結果、2025年度の経常利益は2,557百万円、当期純利益は1,949百万円となりました。なお、経営の健全性を示す自己資本比率は11.66%と国内基準である4%を上回る水準を維持しております。
2026年度は第11次中期経営計画(3ヵ年)の初年度であり、持続可能な顧客基盤・安定的な収益基盤を構築していくことを経営課題とし、営業戦略、人材戦略、店舗・組織戦略、イノベーション戦略、経営成長戦略、経営安定戦略の6つの戦略に対応する取り組みを実施してまいります。地域金融機関として、地域・お客さまにもっと役立ち、選ばれ愛される“ひょうしん”へ、役職員一丸となって取り組んでまいりますので、今後とも一層のご支援、ご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
2026年6月