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「西の風新聞リレーインタビューBaton(バトン)、4回目取材レポート」

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こんにちは。経営企画部の村上です。
西の風新聞の連載企画「Baton~未来へつなぐ~」(月1回・原則第二木曜日掲載)。
地域の頑張る経営者さまを当金庫職員がインタビューして魅力をお伝えしています。
(5月の掲載は、GWの関係で第三木曜日の5/16になります。)

第4回のご紹介先は、一般社団法人kitokito(キトキト)(本社所在地:八王子市)さま。 野口省子さま(代表理事)と、野口可奈子さま(企画・営業担当)の母娘(おやこ)のお二人に、当金庫北野支店の佐伯がお話をお伺いしました。

インタビューというと緊張感が漂うのが常ですが、省子さまの回答が“ズレ”たら、「え?答え、それ!?」と可奈子さまの鋭い“ツッコミ”が絶妙で、お二人の明るいキャラクターが場を和ませる、楽しい取材となりました。

さて、取材先のkitokitoさまは、野口省子さまともう一人の理事の方が共同で2021年に設立した法人です。
主な事業は、「多摩産材」を利用した木製品の企画・設計・製造・販売、ワークショップや木工体験等の木育プログラム。福祉作業所も運営していて、高品質な製品を高工賃で製作することに力を注がれています。
インタビュアーの佐伯のネームプレートもkitokitoさんの木製品なんですよ。

「可奈子さまは、福祉作業所に携わった後、kitokitoの経営や営業を担って1年程ですが、
「受け身じゃなくて、とにかくやってみよう!」と、経営を学ぶ会に参加したり、積極的にネットワークを広げたりとチャレンジ精神旺盛でいらっしゃいます。
2023年11月の当金庫ビジネスイベント「第23回ビジネスフェア」に初出展されましたが、これは可奈子さまの「大変だけどやろうよ!」の後押しがあってのものだったそうです。

「方向性が一緒だから、ぶつかることはないよね」と顔を合わせるお二人。
省子さまの築いてきた基盤と可奈子さまの積極性、息が合いつつ決して甘えることなく。
それぞれが経営目線をもって各々の役割をしっかりと果たされています。

ベストバランスが功を奏して魅力度アップなkitokitoさま。
可奈子さまの夢は、「世界と取引して、経済を良くして、日本の歯車になりたい、未来の子どもたちが夢を持てるようにしたい!」とのこと。
省子さまの「今蒔いた種が、実になるのを一緒に見たい」という想いは、着実に芽を出し育まれているようです。

当分の間は並走してkitokitoを育むとのことで、経営のバトンを渡すのはまだまだ先のようですね。