
2024年5月10日
こんにちは。事業支援部(兼西武DX推進タスクフォース事務局)の簗瀬&北村です。
突然ですが、よく耳にする「DX」という言葉。今回は、デジタルトランスフォーメーション(DX)についてのお話です。
DXとは、日本語では「デジタルの変革」を意味します。
「デジタル化」は、デジタル技術やツールを導入することで、DXは、デジタル技術やデータを駆使して、社会全体がより使いやすく便利になるよう大胆に変革していく取組みのこと。
一部作業等のデジタル化による便利のその先にあるのがDXで、顧客目線に立った新たな価値を創造するためのビジネスモデルや企業文化の大変革が導入できるかがDX推進可否のポイントになってきます。
一般的に企業の既成概念にとらわれない大改革は、コスト等の課題が足かせとなり、すぐに実現できないことが多いようです。
日本におけるDX推進の背景を調べてみると、急速に進化するIT技術を前に、各社が使用しているITシステムは「レガシーシステム」(複雑で維持管理に高コストなシステム)が多く存在。
システム更改には「2025年の崖」が立ちはだかっています。
「2025年の崖」とは、
・日本国内の企業が市場で勝ち抜くためには、DXの推進が必要不可欠。
・DXを推進しなければ業務効率・競争力の低下は避けられない。
・このままDX推進せずに競争力が低下したままだと、予測値で2025年から年間で現在の約3倍、約12兆円の経済損失が発生する。
ということ。知識としてわかっていても、自社の場合は何から手をつけたらいいのか・・・。
もうなにがなんだか分からないですよね。
前置きが長くなりましたが、DX推進に向けて立ち上げたのが、「西武DX推進タスクフォース」(DXTF)です。
DXTFには、当金庫と連携をしているIT分野の複数専門家と、DX導入を検討しているお客さま(企業)を担当する当金庫担当者、そして私たち事務局が参画。
4月25日(木)の第1回「西武DX推進タスクフォース」では、お客さま(4社)のDX推進について話し合いました。
4社の当金庫担当者がお客さまの課題を専門家に説明して、専門家からいくつかの支援策案が提示。DX導入への道筋をたて、具現化を目指します。
次回の話し合いは支援策の実行に向けた会になりそうです。4社のDX導入に一筋の光が見えて、とても有意義な会となりました。
これからも、地域産業が競争力を保持し続けるために欠かせないDX推進に、積極的に取り組んでまいります!