

2026年10月8日
こんにちは。杉並営業部内暮らしの相談センター暮らすメイト担当の森です。
9月8日(火)、「第23回杉並営業部内暮らしの相談センターオリジナルセミナー」を開催しました。
今回のテーマは「ふたつの『そうぞく』〜相続と争族のはなし〜」です。
私たちが日々暮らすこの街で、いつの日か必ず訪れる「その時」。
残された家族が笑顔で前を向いて歩んでいけるよう、「知らないと損する相続の落とし穴」を紐解きながら、円満に解決するための基本対策について学んでいただきました。
第一部の『相続』では、実際に相続が発生したときにかかる具体的な費用への備えに加え、今からできる効果的な生前贈与の仕組みのお話です。
亡くなった後の葬儀や行政手続きには、想像以上にまとまった現金が必要で、「発生時の費用をしっかり把握して事前に準備しておくこと」が安心への第一歩。近年の民法改正で導入された「配偶者居住権」等のルールを抑えておくことも必要です。
他にも、年間110万円の基礎控除を利用して少しずつ資産を次世代へ移す「暦年贈与」や、一定の条件でまとまった資金をスムーズに贈与できる「相続時精算課税制度」。さらに単に現金を渡すだけでなく、受取人を指定しながら計画的に資産を移転できる「生命保険のしくみ」を活用した生前贈与等、内容盛りだくさんの解説がありました。
第二部の『争族』では、「うちは財産が少ないから大丈夫」という勘違いしがちなエピソードから説明がありました。
遺産分割トラブルの多くは、実はごく一般的なご家庭(遺産総額5千万円以下など)でこそ発生しやすいそうです。
相続税の心配がなくても、「争族」を避けるための対策はすべての家族に必要。なかでも注意が必要なのが、特定の家族だけに財産を遺す場合に直面する「遺留分」の壁です。法律上の最低限の取り分を巡って、かえって大きな争いに発展するケースがあるそうです。
また、「子どものいないご夫婦」の場合も、配偶者だけでなくご兄弟やその代襲者までが相続人になるため、遺産分割協議が複雑化しやすいという大きな落とし穴があります。生前の備えがなければ、話し合いすら難航するリスクが高まります。
こうしたトラブルを防ぐスムーズな解決手法も併せてご紹介しながら、ご参加の皆さまとお話ししました。
相続対策は、大切な家族が笑顔で未来へ進むための最高のラブレターであり、防波堤でもあります。
「我が家は大丈夫かしら?」、「具体的にどう備えればいいのだろう?」と少しでも気になった方は、ぜひお気軽にご相談ください。街のパートナーとして一緒に安心の未来をカタチにしていきましょう!