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ワーク・ライフ・バランスへの取組

津山信用金庫は、経営理念に「職員の幸福」を掲げ、
職員がワーク・ライフ・バランスを実現し、
健康で活き活きと働ける職場づくりに努めています。

トピックス(1)

「健康経営優良法人2024」に認定されました。

 津山信用金庫は、過去4年に引き続き、2024年3月11日付で経済産業省が進める「健康経営優良法人2024」に認定されました。(※)
 「コミュニケーションの促進」や「女性の健康保持・増進」、「長時間労働者への対応」等への積極的な取組みを引き続き評価いただいたものと受け止めております。
当金庫は、働き方改革の趣旨を踏まえ、職員がワーク・ライフ・バランスを実現し心身ともに健康で働き続けられる企業であり続けることを目指して活動を行っており、5年連続での認定を励みに、今後とも健康課題の把握・改善に努め、職員の健康保持・増進に取り組んでまいります。

※健康経営優良法人2024とは、経済産業省が制度設計を行っており、健康経営優良法人として特に優良な健康経営を実践している法人を認定し顕彰する制度です。この制度は、健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業等から「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することが目標とされています。

健康経営優良法人2022 認定証 健保組合健康宣

トピックス(2)

地方創生に資する金融機関等の「特徴的な取り組み事例」として、内閣府特命担当大臣表彰を受賞しました。

津山信用金庫は、小学生からシニア世代まで幅広い層に対する地域に寄り添った様々な支援活動を評価いただき、平成31年4月に「平成30年度 地方創生に資する金融機関等の『特徴的な取組事例』」に認定され、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)の表彰を受賞しました。


トピックス(3)

岡山県知事より「平成30年度岡山県男女共同参画社会づくり表彰」を受けました。

津山信用金庫は、女性の能力活用・職域の拡大への取組や、家庭生活と職業生活の両立支援などの取組への評価をいただき、平成30年11月に岡山県知事より「平成30年度岡山県男女共同参画社会づくり表彰」を受けました。

大変名誉なことであり、当庫のこれまでの地道な施策を評価いただき、感謝しております。この表彰を励みとし、今後とも女性の活躍支援や職員のワーク・ライフ・バランスの充実に取り組んでまいります。


ワーク・ライフ・バランス充実への取組

ワーク・ライフ・バランスとは、仕事と家庭を両立させることです。
津山信用金庫は、職員が健康で活き活きと働きながら、家庭や地域内でも活躍し、充実した社会生活を営むことができるよう、様々な支援に取り組んでいます。

1.津山市から「津山市ワーク・ライフ・バランス推進企業」の認定を受けています。

津山信用金庫は、津山市の「津山市ワーク・ライフ・バランス推進企業」に応募し、2018年4月1日付で認定(認定期間:2018年4月1日~2021年3月31日)を受けておりましたが、2021年4月1日に再度認定(認定期間:2021年4月1日~2024年3月31日)を受けました。
この認定は、仕事と生活の両立や男女がともに働きやすい職場づくりなど、ワーク・ライフ・バランスに積極的に取組む企業を津山市が認定のうえ、取組事例を広く紹介し、推進を応援するものです。
津山信用金庫では、早帰り日(ノー残業デー)の設定やリフレッシュ休暇等の休暇制度の充実、育児中職員の時短勤務など仕事と生活の両立支援に取り組んでいるほか、小学生を対象としたマネースクールの実施など、金融教育面での地域貢献に取り組んでいます。

2.「イクボス宣言」を行っています。

津山信用金庫は、「イクボス(※)」の取組みを通じて、より働きやすい職場環境の整備や役職員一人ひとりのワーク・ライフ・バランスを支援するため、平成27年12月22日付で、「イクボス宣言」を行いました。
※:「イクボス」とは、部下のワーク・ライフ・バランスを考え、その人のキャリアや人生を応援しながら、自らも仕事と私生活を楽しむ上司(男女問わず)の事を言います。

3.岡山県から「おかやま子育て応援宣言企業」の認定を受けています。

津山信用金庫は、岡山県の「おかやま子育て応援宣言企業」に応募し、平成26年12月11日に指定事業主としての認定を受けました。

4.次世代育成支援対策推進法に基づく「一般事業主庫行動計画」を策定しています。

津山信用金庫は、2015年8月1日から2020年7月31日までの5年間に続き、2020年8月1日から2025年7月31日までの5年間についての「一般事業主行動計画」を策定し、以下の目標を掲げ達成に向け取り組んでいます。

目標 対応策
目標1 女性役席者としての人材育成
  1. 各種研修への派遣や自己啓発の勧奨等により、女性職員の幅広い能力開発を図ります。
  2. 経営職・管理職・指導職への登用や、営業推進主任、検印主任への任命等により、多様なポジションでの女性職員の活躍を図ります。
目標2 所定外労働時間の削減のための措置の実施
  1. 毎週1回の「早帰りデー」の一層の定着・促進を図ります。
  2. 管理職による労務管理について、通達文書や会議等を通じ再徹底し、より効率的な業務遂行を図ります。
目標3 学生に対する就労支援の実施
  1. インターンシップの実施により若者に対する就労支援を図ります。
  2. 各種企業説明会等に積極的に参加します。

個別の施策

津山信用金庫は、職員のワーク・ライフ・バランスの充実を支援するため、様々な施策を実施しています。

1.育児休業制度

職員の子育てを支援するため、平成4年4月に育児休業規程を制定し、以降、より利用しやすい制度とするため、育児休業期間の延長などの改正を順次行っています。
育児休業取得や時短勤務については、現在、制度として定着し、年平均3名程度が利用しています。

2.母性健康管理制度

妊娠中及び産後1年以内の職員の母性を尊重するとともに、働く環境の整備に資することを目的に、健康管理に関する措置や手続等を定めています。

3.正職員への登用制度

職員のキャリアアップに資するため、平成20年4月にパート職員の正職員への登用規程を制定しています。

4.職場内のコミュニケーションの充実のための補助制度

職場内のコミュニケーションを重視し、風通しのよい明るい職場づくりに努めています。
その一環として、職場内の会食等を通じたコミュニケーションがより促進されるよう、会食費用への補助制度を設けています。

5.介護休暇制度

職員の介護を支援するため、平成11年4月に介護休業規程を制定し、職員の介護休業制度や介護のための短時間勤務制度を設けています。


職員の能力開発支援

津山信用金庫は、職員のスキル獲得を支援するため、様々な研修制度を設けるとともに、資格取得等を通じた職員の自己啓発に資するため、公的資格等取得奨励規程を設けるなど、個々の職員のキャリアアップを支援しています。
また、当金庫独自の研修制度として、『「自立型人間」育成企画「Challenge Jobs」』制度を設けています。

【キャリアアップ例】

勤続年数 研修 通信講座 資格・試験
1~2年 ・新入職員研修
・フォローアップ研修
・外部研修への派遣
・初級職員講座
・預金・融資・為替手形交換講座
・基礎実務試験
・第2種証券外務員
・生命保険募集人資格試験
・損害保険募集人資格試験
3~4年 ・階層別研修
・外部研修への派遣
・法務3級等の受験準備講座 ・法務3級、財務3級、FP(※)3級等
・コンプライアンスオフィサー検定
5~8年 ・階層別研修
・外部研修への派遣
・法務2級等の受験準備講座 ・第1種証券外務員
・内部管理責任者
・法務2級、財務2級、FP2級等

※FP=ファイナンシャル・プランナー


公的資格等取得奨励規程による補助制度

1.試験の受験料や通信講座受講料の補助

・多くの試験について、合格した場合の受験料は当庫が負担します。
・試験受験のための準備講座の受講について、合格した場合の受験料は当庫が負担します。

2.資格取得への奨励金

・司法書士、公認会計士、中小企業診断士、不動産鑑定士等の資格取得には、当庫より奨励金を支給します。


『「自立型人間」育成企画「Challenge Jobs」』制度

この制度は、職員が一人で他の信用金庫等の先進金融機関やフロンティア企業等の訪問を企画・準備し、実際に訪問する制度です。
自分自身が企画し、目的意識をもって他の金融機関等を見聞することで、自分自身を再発見し自分で考え行動できる「自立型人間」を育成することを目的に実施しており、女性職員も積極的に応募し参加しています。