リスク管理体制

リスク管理体制

 当金庫では、リスク管理を経営の最重要課題の一つとして位置づけ、多岐にわたる様々なリスクの把握と適切な管理を通じて、経営の健全性確保と収益の向上を図っています。

 当金庫のリスク管理体制は、理事会を最終意思決定機関、ALM委員会とリスク管理委員会をリスク管理統括部署として位置づけ、リスクごとに担当部署が管理要領等を制定し、常時リスクの把握、管理に努めているとともに、監査部がリスク管理状況の検証を実施し、金庫全体のリスク管理の高度化に努めております。

令和3年4月現在

  • 信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産の価値が減少ないし消失し、金融機関が損失を被るリスクをいいます。
  • 市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負債の価値が変動し損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被るリスクをいいます。
  • 流動性リスクとは、運用と調達の期間のミスマッチや予期せぬ資金の流失により、必要な資金確保が困難になる、又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク及び市場の混乱等により市場において取引ができなかったり、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀なくされることにより損失を被るリスクをいいます。
  • オペレーショナル・リスクとは、金融機関の業務の過程、役職員の活動若しくはシステムが不適切であること又は外生的な事象により損失を被るリスクをいいます。