三伸樹脂工業株式会社
丸田 一幹
ゲンキまち第8回目となります今回は、羽咋市の三伸樹脂工業(株)にお邪魔し、代表の丸田さんにお話を伺ってまいりました。
同社は昭和12年に創業して以来、瓶の口を密封するための王冠製造、ペットボトル製造販売を行ってきました。現在は、3代目である丸田一幹(かずもと)さんが、その技術力と開発力を活かして蒔絵の王冠など付加価値の高い製品や、多様な用途開発にもチャレンジしており、BtoB(対企業)だけでなくBtoC(対消費者)へと展開すべく社員とともに一丸となって日々奮闘しております。
特に、近年のパストライザー用王冠の開発については樹脂製の中栓を熱に強く改良し、瓶詰めしたままお酒を加熱できるようにしたことで、吟醸香を逃さないということを実現。これについては、石川県のブランド認定を受けたそう。今後、同社のさらなる飛躍に期待が膨らみます。
また、丸田代表は地域活動にも精力的で地域の未来を担う子供達に「ものづくり」の楽しさを伝えるために、工作教室などのワークショップなどにも力を注いでおり、「地域の子供達に好きなことにひたむきにチャレンジすることの大切さ、ものづくりの素晴らしさを知ってもらいたい」と語って下さいました。
そのときの優しい眼差しがとても印象的で、地域の子供達に対する内に秘めた強い想いを垣間見た気がします。
今回はうかつにも聞きそびれた同社の社名の由来とは、もしかすると「社員、お客様、地域」の3つの「伸びる」を願ってのものなのでは…。
丸田代表にお会いしてそう感じました。
ひたすらに社員やお客様、地域のために奔走する丸田代表。
その実直な人柄とたゆまぬ努力に、私たちも背筋が伸びる思い。
ものづくりで叶える「三伸」
丸田代表の挑戦はまだまだ続きます。
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