各種方針等一覧

融資基本方針(クレジット・ポリシー)

R5.4.1

当金庫は、融資業務の基本方針(クレジット・ポリシー)を次のとおり定め、これに基づく健全な融資により、地域社会の発展に貢献するとともに、「地域の皆さまから親しまれる信用金庫」を目指します。

  1. 融資の対象
    当金庫は、地域に密着した金融機関として、地域の中小企業・個人事業主・個人を対象とした融資を基本とします。
  2. 融資の目的
    当金庫は、地域中小企業や個人の皆さまへの必要な資金の安定的提供および支援活動に取り組み、地域社会の繁栄に貢献します。
  3. コンプライアンスの徹底(法令遵守)
    当金庫は、社会的責任と公共的使命を自覚し、各種法令、規則、社会規範などを遵守するとともに、健全な倫理観に基づく融資により、地域社会における信用と信頼を高めます。
  4. 公正・公平な融資慣行の確立
    当金庫は、公正・公平な融資慣行を確立するため、以下のことを遵守します。
    1. 当金庫は、反社会的勢力に対する融資は行いません。
    2. お客さまとの節度ある関係を保ち、貸し手としての立場を利用するなどの不公平な融資は行いません。
    3. お客さまの返済能力などを十分に検討し、担保や保証に過度に依存する融資は行いません。
    4. 事業性の融資については、原則として、その事業の経営に携わらない第三者個人の連帯保証を求めません。また、経営者保証については、平成25年12月5日、経営者保証に関するガイドライン研究会が公表した「経営者保証に関するガイドライン」の趣旨を踏まえた適切な対応を行うこととし、本ガイドラインを融資慣行として浸透・定着させていくよう誠実に取り組んでまいります。
    5. 小口・多数融資を心がけ、特定業種や大口先への過度な与信集中がないよう適切に対応してまいります。
  5. 適切な説明の励行
    当金庫は、融資にあたり、お客さまの知識・経験・財産などの状況を踏まえ、適切な説明を行います。
  6. 適正収益の確保
    当金庫は、皆さまから信頼される金融機関であり続けるために、適切なリスク管理により健全性の維持・向上を図るとともに、リスクに見合った適正収益の確保に努めます。
  7. 経営者保証に関する取組方針
    当金庫では、「経営者保証に関するガイドライン」(以下、「ガイドライン」という。)の趣旨や内容を踏まえ、同ガイドラインを融資慣行として浸透・定着させていくために、以下のとおり取り組みます。
     
    1. お客さまが融資等資金調達のお申込みをした場合、当金庫では、お客さまのガイドラインの要件の充足や経営状況等を総合的に判断する中で、経営者保証を求めない可能性や経営者保証の機能を代替する融資手法(一定の金利の上乗せ等)を活用する可能性について、お客さまの意向を踏まえた うえで検討いたします。
    2. 上記の検討を行った結果、経営者保証を求めることがやむを得ないと判断し、経営者保証を提供いただく場合、当金庫はお客さまの理解と納得を得ることを目的に、保証契約の必要性等に関する丁寧かつ具体的な説明を行います。
    3. 経営者保証を提供いただく場合、お客さまの資産及び収入の状況、融資額、信用状況、情報開示の姿勢等を総合的に勘案して、適切な保証金額の設定に努めます。
    4. お客さまから既存の保証の変更・解除等の申入れがあった場合は、ガイドラインに即して改めて経営者保証の必要性や適切な保証金額等について真摯かつ柔軟に検討を行うとともに、その検討結果について丁寧かつ具体的な説明を行います。
    5. 事業承継時には、原則として前経営者、後継者の双方から二重で経営者保証は求めないこととし、例外的に二重に保証を求めることが必要な場合には、丁寧かつ具体的な説明を行います。また、後継者に当然に保証を引き継いでいただくのではなく、その必要性を改めて検討いたします。
    6. お客さまからガイドラインに基づく保証債務整理の申し出を受けた場合には、ガイドラインに即して誠実に対応いたします。

    以上

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