
2024年12月26日
こんにちは。事業支援部の鈴木です。
当金庫では、これまで“大手企業が開放する特許”を活用し、大学生が新技術・サービスのアイデアを産み出す「知財活用スチューデントアワード」を10回開催してまいりました。
今年から、地域の中小企業さまのビジネス展開につなげることに力を入れて、提供していただくのは、“大手企業の知財”から“中小企業の技術・サービス”に変更。
イベント名を「地域連携スチューデントアワード」として12月11日(水)、学生の皆さんによる最終発表会を開催しました。
今回、地域の企業の皆さま(5社)が提供してくださった技術・サービスは、①防犯アクセサリー、②伝統工芸品ブランド、③感圧型転写シール、④サンダル用トングカバー、⑤クラフトミルクの5つです。
エントリー校は、6大学(亜細亜大学・嘉悦大学・昭和女子大学・東京経済大学・東洋大学・目白大学)です。
14チームが参加され、この日を迎えるまで試行錯誤を繰り返し、各チームのアイデアを発表いただきました。
発表チームの皆さんは、緊張しながらも苦心したアイデアに自信をにじませ、プレゼンにも工夫が感じられました。
審査員からのお褒めのコメントには笑顔で、鋭いツッコミには冷や汗をかきながら、防犯を未然に防ぐ機能、伝統を活かす商品、人にやさしいグッズ等々、斬新でユニークなアイデアの発表が続きました。
審査のポイントは、優れたアイデアであるかはもちろんのこと、収益や経費等を考慮していて、ビジネスとして成立するかが肝心です。
学生の皆さんも参加者も、わくわくドキドキで選考結果の発表を待ちました。
そして、選考結果は、こちらになります!
〇最優秀賞(1チーム)
〇優秀賞(2チーム)
〇審査員特別賞(2チーム)
入賞された5チームの皆さま、おめでとうございます!
地域の未来を担う若者のパワーに、頼もしさを感じました。
挑戦してくださった学生の皆さん、ご指導いただいた大学関係者さま、技術やサービスをご提供してくださった企業の皆さま、審査員の皆さま、ありがとうございました。
この日のアイデアが、商品やサービスとして実現し、何かの形で皆さまの生活に関わることになるかもしれません。
これからも、学生の皆さんのアイデアを活かし、地域の安心や豊かさにつながるよう取り組んでまいります。