
2025年1月6日
あけましておめでとうございます。福生支店の杉山です。
当支店では、「自分たちが働いている地域の知見をより深め、お客さまとのコミュニケーションに活かしていこう!」ということで、福生市の老舗酒蔵である「田村酒造場」を見学させていただきました。
田村酒造場の創業は、文政5年(1822年)、今から200年程前の江戸時代にさかのぼります。
この地域(福生)の誕生から現代に至るまで、田村家が代々受け継いでこられた老舗の酒造場です。
代表酒銘の『嘉泉』は、敷地内に酒造りに最適な嘉(よ)き水を得たことに由来するそうで、ご存じの方が多いことでしょう。
見学当日は、現当主の16代目、田村半十郎さま自らが酒造場をご案内してくださいました。
蔵内では、静かに、丁寧に、手塩にかけて日本酒が造られていました。福生市の歴史やお酒造りに大切なこと、家訓である「丁寧に造って、丁寧に売る。」の貴重な現場をじっくりと拝見。見て聞いて、体感しながら見学することができました。
2016年に当時の天皇皇后両陛下が見学されたというエピソードを聞いて、驚きというより納得。
伝統を守り工夫して創造されている酒造場がこんなに近くにあるなんて、感激の連続でした。
そして見学の最後には、嘉泉の飲み比べをさせてもらいました。
冬は “ぬる燗”がおススメと聞きますが、最近のトレンドは日本酒のソーダ割とのこと。確かに繊細でやわらかい泡立ちがシュワシュワとはじけて、スパークリングワインのようなテイストで、日本食はもちろん中華にも洋食にも合いそうでとても飲みやすかったです。ぜひ、皆さんもお試しください。
社会人一年目、福生支店に配属となって7ヵ月程の私ですが、すっかり福生通になった気分です。
仕事仲間と休日に普段着でワイワイすることも滅多にないことで新鮮でした。皆さん、楽しかったですね!
追伸:田村酒造場さまの蔵見学は、2025年3月から行われるそうです。詳しくは公式サイトでご確認ください。