
2025年1月15日
こんにちは。人事部の菊池です。
今年度も残り3ヵ月となりました。今回は当金庫の研修のなかから、今年度はじめての試みとして実施した山梨県道志村での「田植え・稲刈り体験研修」の取組みを紹介したいと思います。
この研修は、一般社団法人養老の森さまをはじめ当金庫のお客さまの協力を得て、入庫2年目の職員を対象に実施しました。
食卓に欠かせない“お米”。田植えや稲刈りを体験して、自然への感謝と自然との共生社会を改めて考え、地域や仲間との交流を通じた他者への思いやりの心を育むこと等を目的に企画しました。
まず1回目は、5月末に実施した“田植え”です。
水田に苗を植え付ける作業は、皆、初の体験です。泥だらけになることはお構いなしの服装になって恐る恐る水田に足を踏み入れて、苗がすくすくと育っていくことをイメージしながら丁寧に苗の植え付けをしました。
2回目は、10月中旬に実施した“稲刈り”です。
猛暑で心配した稲作ですが、重そうに頭(こうべ)が垂れた稲穂を刈る、紐で結ぶ、干す、の3工程を体験することができました。
研修両日ともにお天気にも恵まれ、「足が泥だらけ!」「虫が怖い!」等、なんだかんだ言いながらも体験は終始楽しそうで、無我夢中になって作業に励んでいました。
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ちなみに、収穫した総量200kgのお米は、地域のお客さまに喜んでほしいという想いから「すべて寄付しよう!」ということなり、さっそく研修に参加した職員自らが進呈先の20先を推挙。社会課題解決の活動をしている「こども食堂」や「NPO法人」等に進呈しました。
最後に参加した職員から写真とともに「感謝の言葉をいただきとても嬉しかった」という進呈報告が続々とあって、写真を見ながら思わずウルウル。私まで嬉しい気持ちになりました。
一般社団法人養老の森さまをはじめ、関係者の皆さまのお力添えいただいたおかげで、研修は無事に終了することができました。お米の寄付も大成功。企画から運営まで大変でしたがやり甲斐のある研修になりました。
みんな、楽しかったね!